東羅 実可子さん

略歴

2020年3月 京都産業大学 外国語学部 アジア言語学科 日本語・コミュニケーション専攻を卒業
卒業後、株式会社インフィニット・グロースに入社
現在はファースト・スタディ日本語学校大阪本校にて日本語教員として勤務。

仕事内容は1日4コマ(1コマ50分)の授業が主で、その他に進路指導や生活指導など留学生一人ひとりの目標が達成できるよう日々取り組んでいます。

メッセージ

私は中学時代からk-popや韓国ドラマが好きで、高校時代に大学では韓国語を勉強したいと強く思っていました。そこで韓国語を専攻として勉強できる本学を見つけオープンキャンパスに参加したことが日本語との出会いでした。今まで学校で英語は勉強してきたけど、日本語について考えたこともなかったので、とても興味深かったことを覚えています。例えば、犬を数えるとき「1ぴき、2ひき、3びき」と数えますよね。外国人にとってこれは複雑だと思いませんか?これをみて私は日本語…おもしろそう!と思ったわけです。
日本語・コミュニケーション専攻では日本語教育史や日本語文法だけでなく「中国語・韓国語・インドネシア語」の中から1つを専攻語として2年次生まで週5日勉強することができます。そのため、私は1・2年次生では高校時代から勉強したかった韓国語を専攻語として中心に学ぶことができ、3・4年次生では日本語文法や教授法など日本語について学べました。さらに、1年次生の春休みには韓国語専攻のみんなと釜山大学へ語学研修(3週間)に、3年次生の夏休みには日本語・コミュニケーション専攻としてタイのパヤップ大学へ日本語教育実習(2週間)に参加することができました。

私は日本語・コミュニケーション専攻で勉強することによって様々な言語や文化に触れることができました。学習面ではもちろん、同じ専攻内に外国国籍の人がいたり、スポーツ留学生がいたり、日本文化を実感するとともに異文化と共生していたのだと思います。また、日本にいる外国人がどんな資格・ビザで日本にいることができているのか、技能実習生や特定技能の仕組みなどについても学ぶことができました。みなさんも技能実習や特定技能という言葉を少しでも聞いたことがあるように日本はこれから外国人が必ず増えてきます。外国人採用を考える企業も増えているので、日本について学ぶことがきっと役に立つと思います。
最後に在学生のみなさん、大学生活は自分次第でどうにでもなります。そして、自分から動かないと何も始まらない場所です。色々と制限のあるご時世ですが、めいっぱい大学生を楽しんで思い出を作ってください。

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