山口 信聖 さん

略歴

1993年 東京都立日比谷高校卒業
1998年 外国語学部言語学科ロシア語専修卒業
1998年 MK株式会社入社
2001年 アメリカンアベニュー入社
2002年 ヤマト運輸入社
2007年 分社化によりヤマトロジスティクス株式会社へ転籍
(2008年12月現在)


 在校生の皆さんこんにちは。

 私は卒業後2度転職し、現在ヤマトロジスティクス、大阪美術品センターで美術品の輸送業務をしております。 ここは美術品の輸送のみを専門に扱う部署ですが、よく人からそんなに美術品を運ぶ必要があるのかと聞かれます。
私もこの仕事を見つけたとき驚き、わくわくしたのを覚えています。
実際当社の美術品部門では全国で100人以上が勤務しています。
皆さんも1度くらいは美術館に行かれたことがあると思いますが、展示品は各美術館の所蔵品以外に他から借用してきたものを特別展として展示しています。
“ルーブル美術館展”とか”エジプト展“など海外展はニュースにもなっているかと思います。
みなさんもよく知っているような名画や、古美術品等も扱いますが、美術品(展覧会用品)といってもいろんなものがあり、印象に残っているものとしては、8mの木彫、冷凍マンモス、1tのモザイク画等があります。
美術品輸送にはいろんな注文が多く気も使いますが、やりがいもある仕事です。
私の仕事としては世界各国の美術品輸送会社との輸送の打ち合わせ、見積もり作成、通関書類の準備、輸送の手配等のほか、木箱作成や梱包、展示もします。
梱包や展示をしに中国、ブラジルへ出張したりもしました。
世界の美術品輸送会社が年に1度集まり会議をするのに出席するため海外出張する機会もあります。

 前職で私はドライバーガイドとして外国の方の京都案内、英会話学校のセールスをしました。世の中にはいろんな仕事があり、また全く想像もできないような仕事もたくさんあるのだろうと思います。

 私は学生時代自分の将来の仕事について具体的に考えずに過ごしました。
ただ4年間楽しく過ごし、海外と関われる仕事をしたいと漠然と考えていました。
いい思い出でもありますが、もっといろいろできたという思いもあります。
実際社会にでていろいろ苦労もありました。
学生時代には気づかないかもしれませんが、大学時代というのはとても贅沢な時間です。やりたいことすべて挑戦すべきだと思います。
また人間関係を大切にしてください。
学生時代の友人にあうことはとても楽しいことですし、仕事でもとても重要なことですから。

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