産学協働教育科目群(インターンシップ・キャリア実習系)

インターンシップとは

インターンシップとは、学生が、企業・団体等で一定期間、就業体験をするプログラムを指します。社員の方と接し、実際の仕事を体験することで、仕事のやりがい、業種や職種による業務内容の違い、会社の風土を体感することができる機会です。これらの経験を通じて、企業や仕事の実態を知り、キャリア選択の視野を 拡げることに加え、大学の学びが実社会でどのように活きるのかを 体感し、実習後に学習意欲が向上することも狙いとしています。

キャリア実習(インターンシップ実践型)

対象年次 3年次
開講時期 集中(6月~9月)

就業体験”を通じて、その仕事に就く能力が自らに
備わっているか見極める本学独自のインターンシッププログラム。

本プログラムは「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」基準に準拠したインターンシップであり、各企業・団体の実際の実務を体験することにより、受講生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかを見極め、将来の仕事・職場とのマッチング向上を目指します。本学が協力企業と連携して実施するキャリア教育プログラムで、国内の企業・団体での2週間(実質10日間)程度の「就業体験(実務)」を経験し、協力企業・団体の社員から指導いただきます。また、その前後に学内での学習を組み合わせています。事前学習では目標設定、企業・業界研究、ビジネスマナー講義など(5日間17講)、事後学習では就業体験から得た学びの振り返り、成果報告(2日間6講)を行います。

プログラム内容

応募・選考
4月上旬
  • 募集説明会
4月下旬~5月下旬
  • 募集&選考
6月上旬
  • 選考結果発表
事前学習
6月中旬~7月中旬
《5日間17講》
  • 目標設定/企業・業界研究など
  • 実習オリエンテーション
  • ビジネスマナー講義
    インターンシップへの心構え、 基本所作、仕事の進め方など少人数クラスでのディスカッション
  • 人権研修、情報倫理講義
実習
8月上旬~9月上旬
《2週間(実質10日間)程度》
  • インターンシップ
その仕事に就く能力が自らに備わっているか見極める
事後学習
9月中旬《2日間6講》
インターンシップの振り返り、各クラスで成果の報告
  • 活動報告/振り返り
  • 成果報告会(受入企業・団体様の参加)
    各クラス代表学生による報告と担当教員による講評
プロの講師によるビジネスマナー講義
報告会での代表学生による発表

真剣に取り組む中で得た、自らのキャリアへの展望。

※掲載内容は取材当時のものです。

スイーツの新業態企画にチームで取り組みました。競合が少なく、焼き立ての提供でより新規性を持たせられる点からダックワーズ専門店を提案。ターゲット層、店舗の形態や場所、オペレーション、新作展開方法などを含め企画の精度を高めていきました。初めの商材決定に難航し、終始追い込まれながらの悪戦苦闘でしたが、ミッションの深掘りが評価につながる結果に。仕事観が根底から変わる非常に有意義な経験となりました。

渡邊 誠 (わたなべ せい)さん
経営学部 マネジメント学科 3年次

キャリア実習(職場体験型)

対象年次 2・3年次
開講時期 集中(6月~9月)

“働くこど’への理解を深めるため、体系的な学びを通じて、
自らのキャリア(職業観・就業観)を考える教育プログラム。

本学が主導するキャリア教育プログラムであり、協力いただく国内の企業・団体での2週間(実質10日間)程度の「職場体験」と、その前後の学内での学習を組み合わせたプログラムです。事前学習では目標設定、企業・業界研究、ビジネスマナ講義など(5日間14講)、事後学習では職場体験から得た学びの振り返り、成果報告(2日間6講)を行います。
本プログラムを通して、企業・業界、仕事内容の理解や自身の興味・適性を知ることで、今後の学習生活や卒業後の進路を考える契機とし、学習意欲や就業意欲の向上につなげます。

プログラム内容

応募・選考
4月上旬
  • 募集説明会
4月下旬~5月下旬
  • 募集&選考
6月上旬
  • 選考結果発表
事前学習
6月中旬~7月中旬
《5日間14講》
  • 目標設定/企業・業界研究など
  • 実習オリエンテーション
  • ビジネスマナー講義
    インターンシップへの心構え、 基本所作、仕事の進め方など少人数クラスでのディスカッション
  • 人権研修、情報倫理講義
実習
8月上旬~9月上旬
《2週間(実質10日間)程度》職場体験
働くことへの理解を深め自らのキャリアを考える
事後学習
9月中旬《2日間6講》
インターンシップの振り返り、各クラスで成果の報告
  • 活動報告/振り返り
  • 成果報告会(受入企業・団体様の参加)
    各クラス代表学生による報告と担当教員による講評

社会で働くことへの認識が変わり、意欲が高まりました。

※掲載内容は取材当時のものです。

実際の仕事を通して自分と真剣に向き合い、自己理解を深めたいと思い受講しました。事務作業では正確さとスピードの両立に苦心し、計画の重要性を痛感。最終日の発表では、背景や目的を明確にするなど、分かりやすい伝え方を再認識しました。自らの課題に気づくとともに、多くの方との関わりの中で、温かな社風ややりがいを実感。「仕事は辛いもの」という固定観念がなくなり、就職への意欲が格段に高まりました。

曽田 知里 (そた ちさと)さん
経済学部 経済学科 3年次

キャリア実習(インターンシップ実践型/職場体験型)派遣実績(過去3年間)

年度 受入企業数 派遣実習生数
2024年度 87社 146人
2023年度 106社 121人
2022年度 67社 81人

キャリア実習(インターンシップ実践型/職場体験型)連携先数 実績(過去3年間)

業界 2024 2023 2022
サービス 37 28 12
メーカー 20 13 6
金融 10 9 8
建設業 9 6 5
公務(国家) 1 1 1
商社 22 16 11
情報通信 14 12 7
電気・ガス・熱・水道供給業 1
農業 1 1
不動産取引業(建物・土地) 1
不動産賃貸業(賃貸・管理) 2 1 1
輸送 9 6 6
流通 18 13 10
その他 2    
総計 147 106 67

キャリア実習(自己開拓型)

対象年次 2・3年次
開講 集中(7月~9月)

企業・行政等が独自で募集を行うインターンシップ等の中から、学生が希望する実習先を自ら探し出し、実習許可を得る自主的な活動の支援を目的とした科目です。定める条件を満たした実習先で、 夏期休暇期間中に5日間以上の実習体験を行います。

キャリア実習(海外職場体験型)

対象年次 2・3年次
開講時期 集中(6月~9月)

海外での職場体験を通じて、グローバル社会で活躍できる人材を育てる

他大学に先駆けて2002年から独自に展開している海外職場体験は、夏期休暇期間を利用して、海外の企業や団体で3週間~1ヵ月参加する正課科目です。これまでに多くの学生が履修し、異文化での就業体験を通して大きく成長しました。
プログラム内容は、職場体験に加えて、業界研究やマナー講座などの事前授業、実習の振返りや成果報告などの事後授業で構成され、実習のみならず、その前後の学習によって、学びをサポートし、プログラムの教育効果を高めるよう設計されています。

台湾での実習の様子
日本語教師アシスタントの実習の様子

グローバルな仕事”のキャリアを具体的に考える契機になりました。

※掲載内容は取材当時のものです。

ベトナムの日系旅行代理店でツアーのアテンドや予約確認などを担当。責任が伴う中で英語を話すためらいを払拭し、一人で任されるまでに成長できました。現地スタッフや日本人社員の方との交流を深め、働き方や価値観に触れたことも大きな学びに。“グローバルな仕事”における多様な選択肢の中で、希望の働き方を考える貴重なきっかけとなりました。

浅川 穣 (あさかわ ゆたか)さん
文化学部 京都文化学科 3年次

先輩の学び

キャリア実習(海外インターンシップ実践型)派遣実績(過去3年間)

年度 受入企業数 派遣実習生数
2024年度 9社 9人
2023年度 6社 6人
2022年度 派遣中止

キャリア実習(海外職場体験型)連携先(実績)

アメリカ

運輸業/ハワイ
金融業機関/ロサンゼルス
不動産会社/ロサンゼルス
貿易会社/ニューヨーク
ホテル/ロサンゼルス
旅行業/サンフランシスコ、ハワイ
NPO法人/サンフランシスコ

イギリス

大学事務/オックスフォード

イタリア

大学事務/ペルージャ

オーストラリア

介護福祉施設/ブリスベン
航空会社/メルボルン
旅行会社/メルボルン
政府機関/ブリスベン
出版業/ブリスベン
小学校(日本語教師アシスタント)/ブリスベン
職業訓練学校/ブリスベン
政府系航空訓練施設/ブリスベン
大学(日本語教師アシスタント)/ブリスベン
中学校(日本語教師アシスタント)/ブリスベン
日本語学校(授業サポート)/ケンモア
不動産/ブリスベン
ホテル業/ゴールドコースト
旅行業/ブリスベン、メルボルン

カナダ

旅行業/バンクーバー
大学事務/ビクトリア

シンガポール

旅行業/シンガポール

台湾

コンサルタント業/台北
国際物流業/台北

中国

旅行業/上海
商社/西安

香港

旅行業/香港
大学事務/九龍

韓国

調査機関/ソウル
旅行業/ソウル

ニュージーランド

カーオークション会社/オークランド
高等学校(日本語教師アシスタント)/オークランド
公認会計士事務所/オークランド
小売業/パーマストンノース、オークランド
スポーツウェアメーカー/オークランド
大学(日本語教師アシスタント)/クライストチャーチ
ホテル/オークランド
旅行業/オークランド、シドニー
出版業/オークランド
物流業/オークランド

フィリピン

環境業/マニラ
建設業/マニラ

マレーシア

ホテル業/ペナン
大学事務/シントック

ベトナム

音楽事業・音響機器事業/ホーチミン
Webサイト・アプリケーションの企画・制作/ホーチミン

メキシコ

モータサイクルメーカー/メキシコシティ

ロシア

旅行業/モスクワ

キャリア実習(大学コンソーシアム京都連携型)

対象年次 2年次~4年次
開講 集中(6月~9月)

(公財)大学コンソーシアム京都 主催プログラム

(公財)大学コンソーシアム京都が主催するプログラムとの連携科目です。 夏期休暇中に企業・行政・NPO・NGO等で2週間程度の就業体験、職場体験を行い、同財団での学習に加え、本学独自の事前・事後授業も行います。同財団での学習では他大学生と共に学びます。

(公財)大学コンソーシアム京都主催プログラム概要

  • 事前学習(6月~7月):実習に向けた仮説と目標設定。
  • 実習(8月~9月):2週間程度の就業体験、職場体験。
  • 事後学習(9月):実習経験の共有および振り返り。

京都産業大学の授業概要

  • 事前授業(7月):オリエンテーションおよび人権研修。
  • 事後授業(9月):実習報告。

アスリートインターンシップ

対象年次 3年次
開講  秋集中(12月~2月)

体育会クラブ所属学生の潜在的な強みを顕在化し、実社会で活かす!

体育会クラブ所属学生を対象に、協力企業における1週間(5日間)の就業体験と、その前後に学内で実施する事前・事後学習を組み合わせたプログラムです。受講生が取り組む競技生活で得た学びや経験と、実社会との繋がりを意識することで、競技生活で日々磨いている強みの自覚とともに、自身で進路選択ができる力を養うことを目的としています。

プログラム内容

応募・選考
11月上旬
  • 募集説明会
11月中旬~11月下旬
  • 募集&選考
11月下旬
  • 選考結果発表
 
事前学習
12月上旬~1月中旬
  • 自己の活動理解
    目標達成に向けた取り組みサイクル、判断力の言語化
  • ケース討議
  • 目標設定/企業・業界研究
    少人数でのディスカッション
  • 実習オリエンテーション
    ビジネスマナー講義、人権研修
実習
1月下旬~2月中旬
《1週間(実質5日間)》
  • インターンシップ
事後学習
2月中旬
  • 振り返り
    インターンシップの振り返り
  • 成果報告会(受入企業様の参加)
    全学生による報告と 参加企業様による講評

営業同行や施工現場の見学を体験し就職への意識が大きく変わりました。

※掲載内容は取材当時のものです。

実社会を体験し、就職への意識を高めたいと考え受講。営業同行では、何気ない会話の中に信頼構築のポイントがあることやマナーを徹底されている姿が印象的でした。施工現場では多くの人が関わり完成することを実感し、各業務への興味も深まりました。積極的に質問・相談して効率よく進める重要性とともに、向上心を持ち意欲的に取り組む姿勢を学べたことが最大の成果だと感じています。

田口 隼 (たぐち はやて)さん
経済学部 経済学科  2年次

アスリート職場体験

対象年次 2・3年次
開講時期 秋集中(12月~2月)

競技における取り組みが社会でも通用することを自覚し、働くことを理解する!

体育会クラブ所属の2・3年次を対象に、協力企業における1週間(実質5日間)の就業体験と、その前後に学生で実施する事前・事後学習を組み合わせたプログラムです。日々の競技生活で得た学びを言語化し、自らの強みを認識した上で、社会で「働く」ということへの理解を深めることを目的としています。

プログラム内容

応募・選考
10月上旬
  • 募集説明会
10月中旬~10月下旬
  • 募集&選考
10月上旬
  • 選考結果発表
事前学習
12月上旬~1月中旬
  • 自己の活動理解
    目標達成に向けた取り組みサイクル、判断力の言語化
  • ケース討議
  • 目標設定/企業・業界研究
    少人数でのディスカッション
  • 実習オリエンテーション
    ビジネスマナー講義、人権研修
実習
2月中旬
《1週間(実質5日間)》
  • 職場体験
働くことへの理解を深め自らのキャリアを考える
事後学習
2月中旬
  • 振り返り
    職場体験の振り返り
  • 成果報告会(受入企業様の参加)
    学生による報告と参加企業様による講評
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