岸 真由美 さん

略歴

愛知県立一宮西高等学校卒業
フランス語学科(1997年3月卒業)
神戸YMCA学院専門学校日本語学科 教員
(2007年8月現在)


 私は現在、神戸YMCAで外国人に日本語を教えています。また、毎年京都産業大学で夏期日本語集中講座を担当しています。普段何気なく使っている「日本語」を「外国語」として教えることは決して易しいことではありませんが、日本をもっと知ってほしい、日本のファンを増やしたい、そんな思いで頑張っています。

 

 私が日本語教師という仕事に出会ったのは在学中にフランスに留学したことがきっかけでした。留学先のポー大学では市民講座を開講しており、その中に日本語の授業がありました。ある日、興味本位で授業を覗きに行くと、そこには楽しそうに日本語を勉強する学生たちの姿がありました。その日から私は日本語教師を目指すようになりました。当時京都産業大学には日本語教師養成プログラムがなかったので、私は卒業後一年間専門学校に通い、「日本語教育能力検定試験」に合格し、翌98年から教壇に立っています。日本語教師という仕事は言葉を教えながら常に学生から教わることの多い大変刺激的かつやりがいのある仕事だと思います。

 

 私の学生生活は授業とクラブ活動の毎日でした。一人でいることはあまりなく、いつも友達と一緒に過ごしていたのを覚えています。大学時代の友達は中高生の付き合いとは違い、一生の友達になると思います。ですから、学生のうちにできるだけ多くの人と知り合い、「友達」という財産を築いておいたほうがいいと思います。

PAGE TOP