国際交流会館(I-House)

▲外観
京都産業大学国際交流会館(International House、通称I-House)の設置目的は、本学学生と留学生が共に暮らし、日常生活を通じて異文化交流を図ることによって、教育的効果をよりいっそう高めることにあります。I-HOUSEは、単に、留学生や海外の大学・研究機関などの研究者の居住施設にとどまることなく、本学における、さらには京都における国際的な学術・文化交流の拠点として、機能を果たす教学施設として位置づけています。

I-HOUSEアシスタントプログラム

I-HOUSE(国際交流会館)では、交換留学生・日本人学生・私費留学生が一緒に生活しています。I-HOUSEに住む日本人学生のことを「I-HOUSEアシスタント」と呼んでいます。 I-HOUSEアシスタントは、毎年、11月頃、募集説明会を実施し、公募しています。留学生と協力して、みんなが楽しめるイベントの企画を積極的に実行できる学生が入寮しています。異なる文化を持つ者同士が、共同生活を通して、お互いの文化を理解し、尊重できるようになってほしいと願っています。会館で経験できる留学生との共同生活や、協力して実行するイベント企画などは、あなたの視野や器を広く、大きくしてくれること間違いなしです。

I-HOUSEアシスタントに求める9か条

  1. 元気で明るく共同生活を楽しめる人
  2. 人間が好きで、異文化に興味のある人
  3. 人を思いやり、異文化を尊重できる人
  4. 留学生や仲間と共に皆が楽しめる学内でのイベント企画や実行を積極的に出来る人
  5. 国際交流センター事務室や会館事務室の職員と日々連携して、留学生の生活環境を豊かなものに出来る人
  6. 国際交流するための時間のある人
  7. 語学習得を目的としない人
  8. 会館の規則・規律・その他国際交流センター事務室からの諸注意を素直に守れる人
  9. 保護者の同意が得られる人

充実した設備

地上4階建ての1階部分は、ロビー、多目的ホール、和室、メディ アルーム、パソコンルームなどの共有スペースを配置、2階から4階の中央部にはキッチンルームとダイニングスペース(ロビー)を配置して、コミュニケーションの場としても活用できるようにしています。また、4階部分には洗濯機、乾燥機を設置した洗濯室、物干しスペースを配置しています。
▲ロビー
▲和室

居住施設

寮室は、ワンルームマンション(各室にバス、トイレ、ミニキッチン、エアコン、ベッド、クローゼット、机、ベランダなどを設置)方式を採用しています。
S(ツイン)タイプ<1K・25㎡> 48室
L(ファミリー)タイプ<1LDK・50㎡> 10室
▲居室S
▲居室L

舎費

居室タイプ 入寮費 舎費預り金
 (90日間以上
入寮する場合)
月額舎費 電気・水道料金
居室S-2(二人部屋) 20,000円/人 38,000円/人 19,000円/人 舎費に含む
居室S-1(一人部屋) 30,000円/人 76,000円/人 38,000円/人 舎費に含む
居室L(家族部屋) 40,000円/室  120,000円/室 60,000円/室 電気料金のみ実費
※預り金は退室2ヶ月前分の舎費に充当します

先輩の学び

留学に引けを取らない寮生活で 語学力とグローバルな感性を磨く

I-Houseの寮生活では、密度の濃い国際交流が可能です。世界各国から集まった留学生の日常生活をサポートし、寝食を共にしていると、知らず知らずのうちに語学力が磨かれます。留学生同士の会話を聞いているうちに、英語以外の言語も分かるようになり、中国語や韓国語なら簡単な日常会話もできるほどです。留学生たちのパーティに招待されることも多く、食べ物を持ち寄って雑談する中で見えてくるそれぞれのお国柄に、異文化への理解も進みます。コロナ禍で入学当初からの夢である留学こそ実現していませんが、I-Houseアシスタントとして活動していると、学内で密度の濃い異文化交流をしながら語学力を向上させることができ、留学しているような気分になれます。

井上 綾介さん
情報理工学部 情報理工学科 3年次

※掲載内容は取材当時のものです。

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