進路・就職支援センターについて

進路・就職支援センターの職員数は、他大学と比べても多い 約40名 。「進路・就職支援センター」では、職員が学生一人一人と向き合い、一緒に将来を考えます。

また、進路・就職支援センターによる、卒業生の進路把握率は 100% 。密なコミュニケーションを重ね、とことん学生をサポートします。将来の進路や就職に迷ったら、まずは《13号館4階》に来てください。

進路・就職支援センター長 メッセージ

就職活動を始める京都産業大学の皆さんへ

—まずは企業や業界に興味を持とう—
急速な人口減少や高齢化が進む日本で、就活を始める皆さんは、どんな未来を想像しながら企業や業界(産業)を見ていますか。10年後、20年後の社会の変化を見越して準備をしている企業とそうでない企業がある、ということに注目していますか。
例えば日本の大手住宅メーカーと聞くと、「若い世代の数が減ったら、家は売れるのか」と心配になりますが、それを見据えて海外で住宅事業を展開しており、すでに住宅の海外売上高が国内売上高と同じぐらいになっている、と聞くと、企業のたくましさに驚くとともに安堵しませんか。
そこでこんな疑問が出てきます。「米国の人たちの好みに合う住宅をどうやって提供しているのか?」「日本人スタッフの割合は何パーセントぐらいだろう?」「日本の住宅建築の技術は、米国でも認められているのか?」「日本から持ち出す資材もあるのか?」「米国以外の国でも家を建てているのか?」などなど。            
もっと調べてみようと思ったら、日本の大手住宅メーカーX社の海外拠点はどこにあるか、取引先にどんな企業があるのか等の情報を、有価証券報告書で調べられます。もちろん、図書館のデータベースEOLで検索してみてもいいと思います。「住宅メーカーの将来性について専門家はどう見ているのか?」と疑問に思ったら、最新版の業界天気図を見てみましょう。以上の作業は、あなたが何学部の学生であっても、今すぐ始められることです。
ついでに、日本経済新聞やその他新聞や雑誌のデータベースでX社の記事を30年分ぐらい検索してみると、X社の山あり谷ありのドラマが見えてきます。「△年前には、業績悪化で株価が急落したのか」とか、「窮地から脱却するために、海外での住宅建築に踏み切ったのか」などと感心できるようになれば、あなたはもう就職活動の第一歩を順調に歩み始めています。
お手軽情報を瞬時に入手するだけでなく、様々な方法を使って自分で調べてみると、ある企業や業界のより深い魅力が出てきます。X社のライバル会社やX社の取引先企業も出てきますから、あなたの“知ってる”企業は一気に増えたはず。
皆さんが好奇心を持って情報収集を行い、各業界や企業の課題や困難さ、将来性を知り、「入社してみたい企業群」を探し当てることを願っています。そして、困ったことがあれば、進路就職支援センターに足を運んでください。
進路・就職支援センター長
西村 佳子

進路決定までのスケジュール

就職活動は年々早期化する傾向にあり、実質的なスタートは3年次の夏のインターンシップと言えます。京都産業大学では、充実したカリキュラムと独自のキャリア形成支援プログラム、そして強固な進路・就職支援を強みに、学生の4年間をバックアップしています。

Point1.
本学では、1・2年次では多くの体験や経験を重ね、自分の幅を広げることを重視しています。自らの将来を思い描いたり、興味のある業界の情報に触れたりすることで充実した学生生活を過ごせます。目指す業界や職種が明確な場合は、2年次頃から筆記試験対策に取り組むことが理想です。
Point2.
視野を広げるために、インターンシップ等にも積極的に参加することを勧めています。
Point3.
余裕を持って就職活動をスタートするためにも、個人面談は早い時期からの活用を推奨しています。少しでも迷うことがあれば、いつでも、何度でも進路·就職支援センターヘ!
Point4.
例年、内々定が出るピークは4月~6月ですが、多くの企業が翌年春まで採用活動を実施しています。
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