留学の準備をしよう

留学は思い立ってすぐに出発できるわけではなく、相応の準備が必要です。留学プログラムにもよりますが、1年以上かけて準備を行う場合もあります。留学準備の初めの一歩は、留学計画を立てることです。留学の目的をしっかり考え、それにあった留学プログラムを探すことが重要です。

留学プログラムに申し込むためには、一定以上の語学力やGPAが必要となることもあります。こうした準備も計画的に進める必要があるでしょう。

留学に出発する前は、英語で開講される講義を履修したり、本学で学ぶ交換留学生と交流することで、語学力や異文化理解を深めていきましょう。海外と日本では、治安状況も大きく異なります。海外で安全に過ごすための知識を身につけることも、大事な留学準備です。

留学計画の立て方

「留学に行きたい!」と思ったら、まずはご自身の留学目的をよく考えてください。 あなたは、なぜ留学に行きますか?留学は、時間もお金もたくさんかかります。留学目的がはっきりしなければ、留学にかける時間もお金も無駄になってしまいかねません。留学してどんな経験を得たいのか、留学経験を将来どのように生かしたいのか、自分でしっかり考えておくことが重要です。
留学目的が明確になったら、留学計画として、以下のポイントについて自分の考えをまとめてみてください。

Point1:留学期間

留学は半年から1年間留学する長期留学と、夏休みまたは春休みに数週間から1か月の留学を行う短期留学に分かれます。

Point2:何を勉強するか

英語などの外国語能力を高める語学留学、学部課程で専門科目を学ぶ学部留学があります。

Point3:どこの国、大学で勉強するか

本学には、定期的に学生を留学に派遣している交流協定校があります。自分で調べて、協定校以外の大学に留学する選択肢もあります。

Point4:留学にかけられる費用

留学には、航空券などの渡航費用、留学先での授業料、生活費、海外旅行保険料などの費用がかかります。留学先の国によっても、費用は大きく異なります。留学にかけるお金についてはご家族ともよく相談してください。

参考:留学費用の概算(1年留学の場合)

  生活費 学費
(交換留学は免除)
合計

カナダ
約220万円 約200万円 約420万円

オーストラリア
約210万円 約170万円 約380万円

ドイツ
約200万円 約90万円 約290万円

中国
約130万円 約40万円 約180万円

メキシコ
約100万円 約40万円 約140万円

自分にあった留学制度・留学先を選ぼう

留学計画を立てたら、それに合った留学制度を選びましょう。京都産業大学では、それぞれ異なった特徴をもつ留学制度を用意しています。自分が希望する留学期間や留学先、留学して勉強したいことに合わせて、最適な留学制度を選んでください。(詳しくは、留学プログラム紹介をご覧ください)

また、留学先として、交流協定校の情報を収集しましょう。認定留学で、協定校以外の留学先を探すこともできます。

留学申込の準備をしよう

利用する留学制度が決まったら、留学申込の準備を進めましょう。
交換留学、派遣留学に参加するためには、学内の選考に申し込まなければなりません。また、認定留学する場合でも、留学先の大学に入学申込をして入学許可を得なければなりません。こうした学内選考や留学申込にあたっては、一定以上の語学力(語学力検定試験)や学力(GPA)が求められることがあります。
語学力やGPAは一朝一夕には上がりません。留学を考える場合には、留学計画を立てた上で、早期から語学力の強化や本学での勉強に注力する必要があります。

語学力検定試験について

英語留学の場合

留学申込にあたって、TOEFL、IELTSなどの、検定試験のスコアが必要になることがほとんどです(交換留学、派遣留学に申し込む際には必ず必要です)。必要なスコアを確認して、早めに準備に取り組みましょう。
IELTSについては、学内試験と受験料補助制度を設けていますので、積極的に活用してください。

英語留学以外の場合

中国語(HSK)、韓国語(TOPIK、ハングル検定)、フランス語(DELF)、スペイン語(DELE)など、様々な検定試験があります。交換留学や認定留学の場合、留学先やコースによって、各語学力検定試験のスコアが必要となる場合があります。自分の学習の達成度を測る意味でも、積極的に受験してください。

  • 語学力検定試験についてはこちらもご参照ください。

留学出発の準備をしよう

渡航が近づいたら、現地での留学生活のスタートに向けて、以下のような準備をしてみましょう。

GJP科目を履修しよう(英語)

GJPは、「日本の文化、歴史、経済などの様々な分野を英語で学習する」ための科目です。英語で講義を履修する練習になりますし、日本の文化や歴史について改めて理解を深める機会になります。留学後に、現地で日本の文化を紹介する際に役立つでしょう。

学内の交換留学生と交流しよう

本学では、学内で留学生と交流できる様々な制度があります。もし、自分が留学する先の国や大学から留学生が来ているのなら、積極的に交流してみましょう。

海外での危機管理

日本と海外では治安環境が大きく異なります。世界の中で、日本ほど安全な国は多くはありません。安全に留学生活を送るためにも、海外での危機管理に関する知識を高めることが必要です。本学では、毎学期、海外留学に関する危機管理説明会を実施しています。留学予定者の方は必ず参加してください。この他、以下のようなサイトから海外の治安状況に関する情報収集を行いましょう。

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