石川 昌洋 さん

略歴

出身高校 静岡県立磐田南高等学校
1997年 外国語学部インドネシア語専修卒業
勤務先:時事通信社ジャカルタ支局(PT. Jiji Pers Indonesia)
(2013年7月現在)

近況

 私は現在、時事通信社のジャカルタ支局に勤務しております。通信社というのは、日本の新聞社などさまざまな媒体にニュースを配信するのが主な仕事で、取材や現地報道を基に記事を書いたりします。そのほか、自社でも日系企業向けのニュースメールなどを編集発行しています。このような環境ですので、インドネシア語はそれこそ一日中読んだり話したりということになります。

 

学生時代

 学生時代には、松浦健二先生、松岡邦夫先生、粕谷俊樹先生、左藤正範先生をはじめ多くの先生方にインドネシア語を一から教えていただき、何度かインドネシアに旅行に行ったこともありました。卒業後、インドネシア大学に留学し、現地で就職しましたので、学生時代よりは多少見聞が広がったかと思いますが、今考えてもやはり京都産業大学の諸先生方に手ほどきしていただいたことが色々な場面で生きていると実感しております。
 インドネシアは現在、民主化前後の激動期から安定成長期に移行し、新興国として頭角を現しつつあります。もちろん、同時にさまざまな課題も抱えているのですが、その課題を克服し、一歩ずつ前に進んでいくという成長過程を共有できるという意味では、世界広しといえどもこれほど面白い国は現在そうないということは掛け値なしに言えると思います。

 

後輩へのメッセージ

 後輩の皆さんにお伝えできることは、といっても私ごときがおこがましいですが、とにかく自分で決めたことは続けてみる、という一点でしょうか。成功、失敗、色々なことがあっても、最終的にはすべて自分の糧になると思います。私はいつの間にかインドネシアに15年ほどおりますが、色々なことがあっても、ともかく何事かを続けてきたということ自体が自分の財産であり、支えになっていると思います。皆さんのご健闘ご活躍をお祈りしております。

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