坪田 弘紀 さん

略歴

1998年 兵庫県たつの市 生まれ
2016年 兵庫県立太子高等学校 卒業
2020年 京都産業大学 外国語学部 アジア言語学科  日本語・コミュニケーション専攻 卒業
同年4月 NTT西日本ビジネスフロント株式会社 入社 関西支店 勤務 

仕事について

2020年4月に卒業後、今の会社に入社しました。現在は、NTT西日本グループ内において、中小企業様向けのITコンサルティング業務を行っております。

興味に沿った授業選択

大学の授業は、必修科目と選択科目があり、4年間で8回選ぶ機会があると思います。私は、外国語学部だったため、最初の1・2年は、ほとんど必修科目で、3年目から興味のある授業を履修していきました。多くの学生は、比較的単位の取りやすい授業や友達のいる授業を選択していましたが、当時を振り返っても、興味に沿った授業を選択していて良かったと思っています。
なぜなら、興味に沿った授業を選択した先に、卒業後のやりたいことや長く付き合える友人ができるからです。私自身、難民支援や日本語教育に興味があり、「情報処理・言語学・歴史」に関する授業を選択しました。その結果、授業で知り合った先生や友人に学内外の先生を紹介してもらい、国内での難民支援や日本語教育を行うことができたり、授業で学んだ知識をそのまま団体運営に活かすことができたりしました。

日本語・コミュニケーション専攻生にやって欲しいこと

日本語・コミュニケーション専攻の方に、是非やって欲しいことは2つあります。1つは、日本語教育実習です。これとは別に各専攻語の語学実習があると思いますが、費用も高く、私は行くことができませんでした。一方で、教育実習は、行先ごとの選考に合格すると行くことができ、日本語を教えるだけでなく、空き時間やプライベートで専攻語の言葉を学ぶことができる上に費用も安いので、オススメします。
もう1つは、他の専攻の学生との交流を設けることです。日本語・コミュニケーション専攻は、他の専攻と違い、日本語教育×第二専攻語、英語の組み合わせができる専攻です。学んだことを、そのまま学内や国内で実践できるのは日本に住みながら日本語教育を学ぶ特権です。学んだことを、アウトプットする場があれば、やりがいに繋がり、より授業も楽しくなります。是非、この日本語・コミュニケーション専攻でしかできないことをやって欲しいなと思います。

メッセージ

大学生活は、あっという間です。大学生活のゴールは、「就職すること」ではなく、自分の将来のありたい姿に向け、いかに近づくことができるかだと私は思います。今は、仕事内容だけでなく、働く環境や場所も選ぶことができます。どの会社も働き始めると、入社前とのギャップはあり、不安や不満も出てきます。そんな中でも、自分の生活における理想の条件を1つでも多く満たすだけで、充実度は変わってきます。「どうありたいか」「どんな働き方でお金を得たいか」を大学生活の早いうちに考えることをオススメします。
ここまで偉そうに書いていますが、僕自身こうしておけばよかったなと思っているからこそです。長々と書いてしまいましたが、一人でも多くの京都産業大学生が楽しい学生生活を送れることを願っています。

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