森田 美菜 さん

略歴

2017年 滋賀県立栗東高等学校普通科 卒業
2021年 京都産業大学 外国語学部 アジア言語学科 日本語・コミュニケーション専攻 卒業
2021年 株式会社ケイバブック入社、関西編集部配属

メッセージ

馬に関係する仕事とマスメディアの仕事に興味を持ち、株式会社ケイバブックの関西編集部で勤務しています。弊社は、『競馬ブック』『研究ニュース』『勝馬』の3つの競馬新聞や競馬関連図書を発行しており、馬事関連を扱う出版社で国内最大級です。私はここで、トラックマンと呼ばれる競馬記者を目指して仕事に取り組んでいます。トラックマンは、競馬新聞などでのレース予想、競走馬の調教取材、厩舎関係者の方への取材などを行います。テレビやラジオの競馬番組に出演し、解説や予想をされている方もいます。現在私は、1週間前にレースに登録された馬の検討文を書いたり、トラックマンの方が出稿された文章の校正をしたりしています。また最近は、競馬場へ行き、どのようにそれぞれの馬たちがレースを運んだかを見る仕事なども始まりました。もともと競馬は好きでしたが、知らないことがたくさんあり、先輩社員の方に教えていただきながら、業務に取り組んでいます。好きなことを仕事にできて嬉しく思いますし、毎日新しい発見がある、この仕事にとてもやりがいを感じます。私の予想が紙面に載った際に読者の方から信頼してもらえる存在になれるよう、これからも競馬や文章の勉強に一生懸命励んでいこうと考えています。

学生時代は体育会馬術部の活動に熱中していました。大変なことの方が多かったですが、全国大会の出場や主将を務めさせていただくなど、非常に濃い経験をさせてもらい、4年間続けて本当に良かったと思っています。3年次からは今西先生のゼミに所属し、日本語の学びを深めていきました。特に興味を持って勉強したことは、外国人や日本語が苦手な方に向けて使われる「やさしい日本語」についてです。競馬には難しい言葉が多く、多くの人に分かりやすくしたいと考え、卒業論文では競馬新聞を例にした「やさしい日本語」を題にしてまとめました。また、京都産業大学の利点であるワンキャンパスを生かし、他の学部の授業にも挑戦していました。そこで印象に残っているのが現代社会学部のマスメディアに関する講義です。マスメディアの役割や歴史を知ったことで興味を持ち、就職活動の軸にすることにしました。

在学生の皆さんには、何でもいいので『自信を持てること』を見つけてほしいと思います。私の場合は部活動での経験が自信になっていますが、授業でもアルバイトでも趣味でも何でもいいので、全力で楽しんだり努力したりしてください。それが自ずと自信になると思いますし、これからの自分自身の支えになるはずです。京都産業大学で素敵な経験ができますように願っています。

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