小浜 芳枝(こはま よしえ)さん

略歴

1993年 香川県生まれ
2011年 観音寺中央高等学校卒業
2015年 京都産業大学外国語学部国際関係学科卒業
2015年 SGHグローバル・ジャパン㈱入社
コールセンター業務を経て、2019年3月現在、営業部所属
(2019年3月現在)

私が勤務しているSGHグローバル・ジャパンは、佐川急便のグループ会社で、国際貨物の輸送を手配するフォワーダーです。入社後1年間のグローバルコールセンター業務を経て、営業部へ配属されました。商品の輸出入をされるお客様に対し、最適な輸送方法の提案を行うことが、主な業務内容です。輸送方法、商品内容のみならず、相手国ごとの規制、法律等を理解し、効率的かつお客様の希望に沿った提案を行う必要があります。たった一つの確認を怠ったことで輸送がストップしてしまうという事態にもなりかねず、細心の注意を払うことが重要です。輸送に携わる商品は多岐に渡り、午前中は食品の輸出、午後はアパレルの輸入、さらには国内物流等、毎日刺激と勉強の繰り返しで、飽きることがありません。大変ですがやりがいがあり、責任感が必要な仕事です。

ベトナムに出張した時、貨物集配所にて撮影

大学在学中は、学業とアルバイトの両立を頑張る、ごく普通の大学生だったように思います。学業においては真面目とは言い難く、隙あらば寝ようとしておりました。しかしながら、大学では全てが自己責任です。自分の行動に責任を持ち自分で選択すること、これは社会人に必要不可欠なことですが、その土台を大学在学中に作ることができたと、今となって感じております。大学では先生方、友人に大変恵まれ、理解、サポートをしていただき、学業も就職活動もマイペースに、自分の納得がいくまでやり遂げることができました。大変感謝しております。

友人たちと(右から2人目が本人)

学科で専門的に勉強した国際関係学は、今の業務とまさに直結しております。国際協定やその関連事項を理解し、正しい情報にもとづいてお客様にとって最適な提案を行うこと、世界のニュースに興味を持ち日々調べて事態の進展を追うこと、現在のできごとの歴史・文化・思想といった背景を理解した上でビジネス上の交渉を進めることなど、国際関係学を学んでいなければ身に付くことはなかったと思いますし、また学んだからこそ今の仕事に出会うことができたと思います。大学で自分の興味のあることを選択し学べたこと、また相手を重んじ一人一人を尊重しあう場で4年間を過ごせたことは、私の一生の財産と言っても過言ではありません。

在学生の皆様には、現状に感謝し、何事にも責任を持つことを頭の片隅に置いていただき、短く濃厚な大学生活を悔いなく楽しんで頂ければと思います。

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