法学部 独自プログラム 先輩の学び

法律特進プログラム

先輩の学び

「法律のプロフェッショナル」への道をサポート!

法律特進プログラムは、法律の専門家を目指す人のための制度。弁護士・裁判官・検察官のほか、裁判所の書記官、事務官など国家公務員の専門職を志望する学生が集まってきます。
小学生のころから法律家になることを夢見ていた私は、プログラムが開始される2年次の春学期から登録しました。法律のプロフェッショナルとなるための法科大学院進学や、高度な専門職試験では、法律をただ暗記するのではなく法律を使いこなす「アウトプット」が特に重要になり、そのような力を伸ばしてくれる科目を優先的に受講できます。

プログラムの特色と言えるのが「リーガルライティング科目」。たとえば「AさんとBさんが売買契約を結んだ。Bさんは代金を支払ったがAさんから品物が届かない場合、BさんはAさんに対してどんな請求ができますか?」という事案に対して、法律を当てはめながら筋道を立てて結論を導き出していきます。
私が出した結論に対して先生から添削が返ってくるので「ああ、そういう見解があるのか!」とハッとすることもたびたび。一方通行の講義ではなく、ある種の個人指導のようにコミュニケーションをとりながら学んでいける、とても贅沢なプログラムだと思います。

法律学科 3年次
永井 里奈さん

※掲載内容は取材当時のものです。

EBJプログラム

先輩の学び

海外留学で見つけた政策づくりのヒント

EBJプログラムは経済学部・経営学部・法学部の3学部を対象にした留学制度です。私は2年次の春学期に約3カ月間アイルランドへ留学しました。

法学部の学びにおいても留学は視野を広げる絶好のチャンス。たとえば政策の分野だけでも世界に目を向けるメリットは多々あります。特に影響を受けたのはアイルランドの小さな街で行われていたシェアサイクルのサービス。1つの企業が全体を管理しているためレンタルから支払いまでスマホ1つでスムーズにできる上に、返却場所も複数あって利用者にとって便利な仕組みができあがっていました。京都にも交通渋滞の緩和を目標としたシェアサイクルに関する政策がありますが、複数社が提供する類似サービスを統括してもっと便利なシステムを作れないか。そんな提案をレポートにまとめて帰国後の課題として発表しました。

国内で起こる問題の多くは、同じように海外でも起こっています。海外の事例は、凝り固まった価値観や概念をいい意味で壊してくれる。自分とは異なる考え方を取り入れながら、もっと自由な発想で政策と向き合えばいいんだと思えるようになりました。それぞれの学部の学びに還元できる気付きがあるのがEBJプログラムの面白さだと思います。

法政策学科 4年次
木村 有一さん

※掲載内容は取材当時のものです。

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