修学支援
障害があってもなくても、すべての学生に快適で充実した学生生活をおくってほしい
教学センター
障害学生教育支援担当
井上 友裕

2010年から京都産業大学に勤務。手話通訳士の資格を活かし、外国語学部で手話の授業も行っている。学生時代は、海外スタディツアーなどによく参加し、アジアの国々を回る。趣味は音楽鑑賞で、好きな音楽はハードロック。
学生の意思を尊重しながら支援策を検討

京都産業大学では、現在把握できているだけで100名近くの障害学生が学んでいます。その中で、授業や学生生活において何らかのサポートを希望する学生に対し、それぞれの状況に応じたサポートを行っています。また、障害学生をサポートする学生サポーターの養成や手配、教員や学内の関連部署との調整・連携なども大切な業務です。
障害があっても、サポートを希望しない学生には支援は行いません。これは、学生の意思や主体性を尊重しているから。ただ、大学は高校までの環境と大きく異なります。授業の組み方も、さまざまな手続きも、基本的には自分で決めたり行ったりしなければいけません。だからもし、少しでも困ったことや不便を感じることがあったら、遠慮なく障害学生教育支援センターへ相談に来てください。どうすれば問題を改善できるか、そのためにはどんなサポートが必要か、一緒に考えていきましょう。
また、障害学生をサポートしたい人も、気軽に訪ねて来てください。パソコンでの文字通訳や対面朗読、授業の要点をノートにまとめるサポートなどがあり、養成講座で基礎からしっかり指導していきますよ。
障害があっても、サポートを希望しない学生には支援は行いません。これは、学生の意思や主体性を尊重しているから。ただ、大学は高校までの環境と大きく異なります。授業の組み方も、さまざまな手続きも、基本的には自分で決めたり行ったりしなければいけません。だからもし、少しでも困ったことや不便を感じることがあったら、遠慮なく障害学生教育支援センターへ相談に来てください。どうすれば問題を改善できるか、そのためにはどんなサポートが必要か、一緒に考えていきましょう。
また、障害学生をサポートしたい人も、気軽に訪ねて来てください。パソコンでの文字通訳や対面朗読、授業の要点をノートにまとめるサポートなどがあり、養成講座で基礎からしっかり指導していきますよ。
一人ひとりと信頼関係を築いていけるように

「全学生13000人の中の100人の障害学生にではなく、13000人の中の1人に向き合う。」この気持ちを大切に、一人ひとりとじっくり信頼関係を築いていけるよう心がけています。障害の程度も状況も、皆それぞれ違います。例えば耳が聞こえないと言っても、まったく聞こえない学生もいれば、高音は聞き取れるという学生も。だから、サポートも一律でいいわけではないんです。もちろん学生の意思が一番大切ですし、大学にできるサポートにも限界はあります。これらのバランスをいかに取るか、そこが難しいところですね。
最近は、発達障害の学生も増えていて、授業の内容をノートにまとめることが困難というケースも見られます。また、在学中に交通事故などで脳や身体に障害を負ってしまうという場合も。自分の障害に気づいていなかったり、障害を受け入れられなかったりする学生もいるので、教学センターや学部事務室、学生相談室などとも密に連絡を取りながら、大学全体でサポートしていける体制づくりにも取り組みたいと思っています。
障害があってもなくても、すべての学生に快適で充実した学生生活をおくってほしい。そのために、私たちができることを考え続けたいですね。
最近は、発達障害の学生も増えていて、授業の内容をノートにまとめることが困難というケースも見られます。また、在学中に交通事故などで脳や身体に障害を負ってしまうという場合も。自分の障害に気づいていなかったり、障害を受け入れられなかったりする学生もいるので、教学センターや学部事務室、学生相談室などとも密に連絡を取りながら、大学全体でサポートしていける体制づくりにも取り組みたいと思っています。
障害があってもなくても、すべての学生に快適で充実した学生生活をおくってほしい。そのために、私たちができることを考え続けたいですね。
※掲載内容は取材当時のものです。