就職・キャリア
もっと自分に自信を持ってほしい。そのためにできるサポートに全力で取り組んでいきます
進路・就職支援センター
伊藤 爽香
建学の精神にひかれ、京都産業大学の大学職員に。スポーツ観戦が好きで、阪神タイガースの大ファン。大学野球やラグビーの試合の応援にもよく足を運んでいる。
「日本人よりも日本人らしく」を意識
進路・就職支援センターで、日本での就職を希望している外国人留学生の支援、海外留学希望者や、海外留学経験者の相談、海外への就職を志望する日本人学生のサポートを主に担当しています。また、今年度から新たにエアライン業界志望者の支援業務も加わったので、より頑張っていかねばと気合いを入れているところです。
外国人留学生の場合も、個別での相談対応やアドバイス、情報提供などのサポートが中心です。まずは、どんな企業でどんな仕事がしたいのか本人の話を聞き、じゃあどうすればいいか一緒に考えながら、希望に合う企業を探してみようというスタンス。履歴書添削や面接練習なども行いますが、アドバイスは基本的に日本語、関西弁ですよ(笑)。留学生は日本語自体は学んできていますが、日本の考え方に馴染めているとはまだまだ言えません。例えば、ビジネスマナーの基本とされるクッション言葉を使わず直接的な受け答えをし、面接での印象が悪くなってしまったということもありました。
私が常に意識しているのは、「日本人よりも日本人らしく」ということ。企業は、「わが社で働いてもらうとしたらどうか」との視点で学生を見ています。それは外国人であっても同じ。一緒に働きたい、期待できそうだと、いかに思ってもらえるかがポイントなんです。だから、言葉遣いや表現の仕方、立ち居振る舞いの一つひとつにも気を配ってほしい。その点を理解してもらうことが、外国人留学生のサポートにおいては特に大切ですね。
外国人留学生の場合も、個別での相談対応やアドバイス、情報提供などのサポートが中心です。まずは、どんな企業でどんな仕事がしたいのか本人の話を聞き、じゃあどうすればいいか一緒に考えながら、希望に合う企業を探してみようというスタンス。履歴書添削や面接練習なども行いますが、アドバイスは基本的に日本語、関西弁ですよ(笑)。留学生は日本語自体は学んできていますが、日本の考え方に馴染めているとはまだまだ言えません。例えば、ビジネスマナーの基本とされるクッション言葉を使わず直接的な受け答えをし、面接での印象が悪くなってしまったということもありました。
私が常に意識しているのは、「日本人よりも日本人らしく」ということ。企業は、「わが社で働いてもらうとしたらどうか」との視点で学生を見ています。それは外国人であっても同じ。一緒に働きたい、期待できそうだと、いかに思ってもらえるかがポイントなんです。だから、言葉遣いや表現の仕方、立ち居振る舞いの一つひとつにも気を配ってほしい。その点を理解してもらうことが、外国人留学生のサポートにおいては特に大切ですね。
自分では気づいていない部分を引き出す
3年次の秋に出発し4年次の夏に帰国という留学の場合、そこから就職活動を始めても、志望する会社はすでに応募を締め切っていたなんてこともあります。留学中に就職活動に対して不安にならないよう、留学前に一度相談に来てください。1年次、2年次の段階でも、もちろんかまいません。卒業後の進路や就職を早くから意識することで、留学スケジュールを検討したり、留学の目的を見直したりもできるはず。そうすれば、留学先での過ごし方も変わり、就職活動での自己アピールにもつながっていくと思いますよ。
個別相談でよく耳にするのが、「アピールできることは特にない」「どんな仕事がしたいのかわからない」といった声。でもそれは、自分で気がついていないだけなんです。誰にだって、強みや思いはあるはず。それをうまく引き出すお手伝いをするのが、私たちの役割だと考えています。
また逆に、留学経験を活かして海外で就職したい、CA(客室乗務職)やGS(グランドスタッフ)としてエアライン業界で働きたいといったように、目標がはっきりしている人もぜひ話を聞かせてください。なぜそう考えるのか、その環境や仕事でなければいけない理由は何なのかといったことを突き詰めていくと、自分自身にあらためて向き合うことができるはず。そうすれば、より自信を持って就職活動に臨めるようになりますよ。
個別相談でよく耳にするのが、「アピールできることは特にない」「どんな仕事がしたいのかわからない」といった声。でもそれは、自分で気がついていないだけなんです。誰にだって、強みや思いはあるはず。それをうまく引き出すお手伝いをするのが、私たちの役割だと考えています。
また逆に、留学経験を活かして海外で就職したい、CA(客室乗務職)やGS(グランドスタッフ)としてエアライン業界で働きたいといったように、目標がはっきりしている人もぜひ話を聞かせてください。なぜそう考えるのか、その環境や仕事でなければいけない理由は何なのかといったことを突き詰めていくと、自分自身にあらためて向き合うことができるはず。そうすれば、より自信を持って就職活動に臨めるようになりますよ。
※掲載内容は取材当時のものです。