富士山女子駅伝の第5区で区間賞を獲得!
スポーツ-
経済学部 2年次
棚池 穂乃香さん
たすきを励みに、全力で走り抜けた10.9km。
毎年、年末に行われる富士山女子駅伝は、全国の大学が参加する大きな大会の1つ。全長43.8kmを、7人がたすきをつないで走ります。私が走った第5区は、全区間で最長の10.9km。日本で開催される女子駅伝の中でも、最も長い区間です。ここで他校に差をつけられるかどうかが、残り2区間の展開を左右するので、各大学のエース選手が集まります。私は憧れの選手たちと一緒に走れると思い、皆さんに胸を借りるつもりで積極的にチャレンジしてきました。当日は6位でたすきを受け取ってから、海外線を通って田子の浦港へ。そして富士市街を良いペースで走り抜け、第6区の選手に無事たすきをつなぐことができました。途中、苦しくなることもありましたが、「絶対に負けない」「あれだけ練習してきたのだから、もっと走れるはず」と、たすきを心の励みにし、自分を奮い立たせて力を尽くしました。その結果、予想以上に良いタイムで走ることができ、なんと「区間賞」を獲得。後輩に「区間賞ですよ!」と教えてもらったのですが、最初は誰か他の人の話をしているのかな、と勘違いしたほど、自分でも驚きの結果でした。
チームを引っ張り、次は日本一へ。
今は駅伝をはじめ、1万メートルやハーフマラソンなどの長距離を得意としていますが、実は自分に長距離が向いていると気付いたのは、京都産業大学に入学してから。長距離の練習を続けるうちにタイムが伸びていき、自分の走りに自信が持てるレベルにまで成長することができたのです。特に今回の区間賞は自分にとって大きな自信になりました。練習では積極的に先頭を走ってペースを上げたり、ミーティングでは日本一を目標に掲げてみんなの意識を高めたり、今は「自分がチームを引っ張る」という意識で行動しています。このメンバーなら、2017年は全国優勝!その気持ちを強く持ち、目標達成に向けて走り続けます。
※掲載内容は取材当時のものです。