ローラースケート日本代表として、世界に挑む!
スポーツ-
コンピュータ理工学部 2年次生
是津 延泰さん
多くの人が楽しめる可能性を持つ秘めたローラースケート。
皆さんはローラースケート競技のことを知っていますか?日本ではまだマイナーですが、実はヨーロッパを中心に世界で人気のスポーツ。距離は100mからフルマラソンまで、ルールはタイムを競うものやポイント制で勝敗を決めるものもあり、レースのバリエーションが豊富。参加者としても、サポーターとしても、多くの人が楽しめる競技だと思います。私は小学校1年生の時に親に勧められてスクールに入り、中学校2年生からはほぼ毎年、日本代表として世界の舞台で戦っています。強みは全力の8、9割のスピードで走り続けられる持久力。長距離レースでは誰かがダッシュするとみんなが追いかけ、スピードが落ちてくると別の選手がダッシュ、という感じで、お互いの体力を削り合うので、勝つためにはこれを乗り越える持久力が必要です。今年のアジア大会では、フルマラソンの42.195kmを走る間に10回以上も全力疾走しました。さすがにキツくて、バテる選手が続出、私も積極的に仕掛けていたのですが最後は力尽きて9位。まずまずの結果に終わってしまいました。
目指すは世界一。競技が盛り上がるほど、日本のレースも楽しくなるはず。
来シーズンは負けたくない、世界で勝ちたい。負けず嫌いな性格をモチベーションに、シーズンが始まる4月まで地道に強みである持久力を伸ばすトレーニングに励みたいと思います。今、一番重要な課題は、フォームの改善。もっと楽に走れるフォームを身に付けることができれば、強みをさらに伸ばせるはずです。また、それ以外にも今後はさまざまな観点から練習を行う必要性があると感じています。以前は寒さが苦手だったのですが、氷上競技部で氷上のスピードスケートを始めてからは、寒い時期でも体が動きやすくなった気がします。どのくらい効果があるかはわかりませんが、世界一になるために、できることはやっておきたいです。私が世界のトップになれば、日本でもローラースケート競技の認知度が上がり、競技人口も少しずつ増えると思います。いつか、国内でもハイレベルの白熱するレースをすることが目標です。
※掲載内容は取材当時のものです。