【法学部】香川県・徳島県で自衛隊フィールド・リサーチを実施!
2024.08.30
法学部では「フィールド・リサーチ」という授業科目の中の一つに「安全保障フィールド・リサーチ」があります。
2021年11月には広島県(呉、江田島、海田市)、2022年8月には静岡県(富士学校、浜松)、2023年8月には石川県(小松、金沢)で実施しました。
今年度も自衛隊京都地方協力本部の支援を得て、学生5人が8月7日に「陸上自衛隊善通寺駐屯地」、8月8日に「海上自衛隊徳島基地」を訪問し、現地研修をすることができました。
※過去の記事は下記リンクよりご覧いただけます。
- 広島研修:広島で自衛隊フィールド・リサーチを実施
- 静岡研修:静岡で自衛隊フィールド・リサーチを実施
- 石川研修:石川で自衛隊フィールド・リサーチを実施

初日(8月7日)は、香川県の陸上自衛隊善通寺駐屯地にある第14旅団及びその隷下部隊を訪問し、研修をしました。
概要説明では、第14旅団は「機動旅団」に指定され、隷下部隊も機動性の高い「第15即応機動連隊(即機連)」と改編されたことを知りました。
実際に16式機動戦闘車、96式装輪装甲車、偵察ドローン、20式自動小銃を含む最新の装備品展示を見学し、機動旅団や即応機動連隊の特性を理解しました。

見学だけでなく、その後は陸上自衛隊の若手幹部との懇談会がありました。本学学生は部隊内生活、待遇、仕事のやりがいなど様々な質問をすることで、自衛官の素顔に触れることができたのではないでしょうか。

翌日(8月8日)は、パイロット養成の海上自衛隊徳島教育航空群を訪問しました。
そこでは概要説明、フライトシミュレーター体験、航空管制塔見学、そして練習機TC-90見学という盛り沢山の研修をしました。
そこでは概要説明、フライトシミュレーター体験、航空管制塔見学、そして練習機TC-90見学という盛り沢山の研修をしました。

ここでも海上自衛隊の若手幹部との懇談があり、年齢も近いことから、忌憚のない意見交換が出来ました。
2日間にわたり、学生は香川県・徳島県と自衛隊巡りをしてきました。
単に自衛隊の装備品を見学するだけでなく、様々な職種の自衛官から話を直接聞くことで、安全保障の一端に触れる貴重な機会だったと思います。
12月にはフィールド・リサーチ合同発表会がありますが、今回の体験も踏まえて、安全保障に関する研修成果が発揮されることを大いに期待しています。
「安全保障フィールド・リサーチ」担当教員:岩本 誠吾(法学部 教授)