【法学部】石川県(小松・金沢)で自衛隊フィールド・リサーチを実施!
2023.08.30
法学部では「フィールド・リサーチ」という授業科目の中の一つに「安全保障フィールド・リサーチ」があります。
2021年11月には広島(呉、江田島、海田市)、2022年8月には静岡(富士学校、浜松)で実施しました。
今年度も、自衛隊京都地方協力本部の支援を得て、学生6人が8月9・10日に石川県の航空自衛隊小松基地と陸上自衛隊金沢駐屯地を訪問し、現地研修をすることができました。
※過去の記事は下記リンクよりご覧いただけます。
2021年11月には広島(呉、江田島、海田市)、2022年8月には静岡(富士学校、浜松)で実施しました。
今年度も、自衛隊京都地方協力本部の支援を得て、学生6人が8月9・10日に石川県の航空自衛隊小松基地と陸上自衛隊金沢駐屯地を訪問し、現地研修をすることができました。
※過去の記事は下記リンクよりご覧いただけます。
- 広島研修:広島で自衛隊フィールド・リサーチを実施
- 静岡研修:静岡で自衛隊フィールド・リサーチを実施

初日は隊員食堂にて食事をする体験喫食後に、防衛の最前線で活躍する救難隊からU-125捜索機やUH-60J救難ヘリについて、そして第6航空団の飛行隊からF-15J戦闘機について詳細な説明を受けました。
学生たちも、海上の遭難救助や領空侵犯機へのスクランブル(緊急発進)についてより理解が深まったのではないでしょうか。
その後、消防隊研修や小松空港の管制塔見学も興味深いものでしたが、特に貴重な体験として警備犬(ジャーマン・シェパード)訓練見学でした。
警備犬は、基地警備だけでなく災害救助としても活躍する現役自衛官(階級あり、2空曹)です。
ちなみに、当日、小松基地に共同訓練のために飛来してきたイタリア空軍機を偶然にも見ることができました。
学生たちも、海上の遭難救助や領空侵犯機へのスクランブル(緊急発進)についてより理解が深まったのではないでしょうか。
その後、消防隊研修や小松空港の管制塔見学も興味深いものでしたが、特に貴重な体験として警備犬(ジャーマン・シェパード)訓練見学でした。
警備犬は、基地警備だけでなく災害救助としても活躍する現役自衛官(階級あり、2空曹)です。
ちなみに、当日、小松基地に共同訓練のために飛来してきたイタリア空軍機を偶然にも見ることができました。

翌日は、福井・石川・富山3県を担任する陸上自衛隊第14普通科連隊を訪問しました。
田村連隊長の概要説明を受けた後に、屋上で地勢状況の説明、装備品見学、高機動車試乗、尚古館(旧軍将校集会所跡の歴史資料館)見学をしました。中でも雪国ならではの78式雪上車の見学や雪上訓練の話は、研修中にローラースキーでの訓練中の自衛官を見て、改めて自衛隊の多様性を感じました。
田村連隊長の概要説明を受けた後に、屋上で地勢状況の説明、装備品見学、高機動車試乗、尚古館(旧軍将校集会所跡の歴史資料館)見学をしました。中でも雪国ならではの78式雪上車の見学や雪上訓練の話は、研修中にローラースキーでの訓練中の自衛官を見て、改めて自衛隊の多様性を感じました。

この2日間、学生たちにとって、各研修場面で安全保障の最前線に立つ自衛官に直接にさまざまな疑問やインタビューをすることができたのは、安全保障の理解を具体的に深める非常に貴重な機会だったかと思います。
これが、座学だけでは得られないフィールド・リサーチの醍醐味です。
12月のフィールド・リサーチ合同発表会に、その研修の成果が発揮されることを大いに期待しています。
「安全保障フィールド・リサーチ」担当教員:岩本 誠吾(法学部 教授)
