地元代表として魅力を伝える びわ湖大津観光大使に就任!
地域-
文化学部 3年次
濱口 彩音さん
美しい自然や、千年を超える歴史… 「大好きな地元」の魅力を伝えたい!
私が生まれ育った大津には、日本はもちろん海外の方にもオススメできる魅力的な場所がたくさんあります。例えば春なら、さまざまな桜が咲き誇る石山寺。夏はまるで海のようなびわ湖西岸のパノラマが広がる近江舞子、秋は約3千本ものもみじに彩られる日吉大社、冬はびわ湖を眼下にウィンタースポーツが楽しめるびわ湖バレイ…と、1年を通じていつも楽しむことができます。さらに、世界遺産の比叡山延暦寺をはじめ貴重な歴史遺産も多数。この魅力を、ぜひもっと世の中の人に知ってもらいたい! そんな思いから、観光大使に挑戦したのです。就任後にはまず観光局のマナー講座を受け、「びわ湖大津の顔」となるための話し方や立ち居振る舞いを学びました。しかし、初めてのテレビ取材では緊張してばかり…。後日のテレビ放送で、ずっと下を向いて話す自分の姿を見て、「このままでは何も伝えられない」と愕然としました。それからは自信を持って話すことを強く意識し、目線や姿勢、声のトーンにも常に気を配り、なんとか大津の魅力をよりよく伝えられるよう試行錯誤しています。
私だからこそ伝えられる魅力を、 もっともっと見つけていきます。
びわ湖大津の魅力をアピールするには、知識として知るだけでなく体感することも大切です。そのことを感じたのが、近江神宮で行われた漏刻祭(ろうこくさい)に参加した時でした。このお祭りは近江大津宮で日本初の「時報」が始まったことを記念し、社会と文化の発展を祈るもの。私は掛け時計の奉納を行う采女(うねめ)の役割を務めました。古代の王朝装束をまとい、祭りを執り行う側となったことで、いつもとは違う目線から大津の伝統に触れることができました。このように観光大使として、普段できないことまで体験させていただく中で、もっと深く広く、大津の魅力が分かってきた気がします。さらに大津のことを知りたいという気持ちが強くなり、休日にもう一人の観光大使の女の子と一緒に大津の魅力を探しに出かけるなどの活動も始めました。目標は、私が感じた大津を私の言葉で伝えることで、より多くの方が大津を好きになるようなきっかけを作ること。今後も地元の代表として頑張っていきたいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。