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東北関東大震災に対するインドネシアからのメッセージ
3月11日(金)午後、東北地方太平洋沖を震源とする巨大地震が発生し、東北・関東の太平洋岸を中心とした広い地域に大津波が押し寄せました。
京都に住むインドネシア語専修の教員にも、インドネシアの友人から無事を確認しようとするメールが届き、ジャカルタに駐在している卒業生からは青森の実家の様子を心配する電話もかかってきました。
今回の震災については、その後の原発事故に関することも含め、国際社会も大きな関心を持って報道していますが、インドネシアも例外ではありません。
その理由として、一つには、日本に在住するインドネシア人約二万五千人の内、被害の特に大きい宮城、岩手、福島、青森、茨城に、二千名以上のインドネシアの人々が住んでいて、ニュージーランドのクライストチャーチで地震が起こったとき、現地に滞在する日本人の無事を、日本中が願っていたのと同じように、日本で地震と津波に襲われたインドネシア国民の無事を、インドネシア中が願ってもいたことが挙げられます。
そして、もう一つ、インドネシアも、2004年の17万人もの死者・行方不明者を出したアチェ大地震・大津波、2006年の中部ジャワ地震、2009年のパダン沖地震と、ここ数年の内に立て続けに大きな災害に襲われており、今回の震災を他人事とは思えない国民感情もあるのではないでしょうか。
インドネシア政府もいち早く日本への支援を惜しまないと表明し、インドネシア国内での民間レベルでの、さらに、日本に在住するインドネシアの人々からの支援活動も始まっています。
まず、ジャカルタ在住の卒業生・勝西紀之氏に送っていただいた現地の様子を伝えるレポートをお読みください。
そして、インドネシア現地紙に掲載された「がんばれ日本」報道を翻訳していきます。
東北関東大震災に関するインドネシアでの報道(2011年3月23日)
ジャカルタ在住の卒業生・勝西紀之氏
コンパス紙インターネット版 2011年3月19日(土)
インドネシア語専修 4年次 峰 成美
コンパス紙インターネット版 2011年3月16日(水)
インドネシア語専修 4年次 峰 成美
コンパス紙インターネット版 2011年3月15日(火)
インドネシア語専修 4年次 峰 成美