コンパス紙インターネット版 2011年3月15日(火)

学生が数千の折り紙を配布

 ハサヌディン大学日本文学部の学生数十人が、3月15日(火)、マカッサル市内で、数日前に巨大津波災害に見舞われた日本に対し深い哀悼の意を表すために、数千の折り紙を道行く人々に無料で配布した。

 ハサヌディン大学のヘリ・イルハム日本文学学会長は、日本社会にふりかかった災害に対する祈りと哀悼のシンボルとして折り紙を折ったと説明し、「この折り紙は日本での災害に対する私たちの希望と連帯感に基づく行動を象徴しています。私たちが作った折り紙は数千以上あります。」と語った。

 この他にも、日本文学部の学生数十人は、日の丸の鉢巻きを頭に巻き、被災した人々に対して敬意を表し連帯していこうと、在マカッサル日本総領事館へ通じるスディルマン通りを行進した。

 南スラウェシ州の公共交通機関“ペテペテ”の乗客やバイクに乗っている人々は、学生が折った多彩な折り鶴を手にとり、支援活動に大きな関心を示していた。

インドネシア語専修 4年次 峰 成美

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