学生必見!法学部履修アドバイザーによる「レポート書き方講座」開催

2022.01.07

京都産業大学法学部の「履修アドバイザー」は、法学部の3年次生・4年次生から構成されています。法学部生の「先輩」として、後輩の皆さんの気持ちに寄り添い、自分が苦労した経験を踏まえながら、分かりやすく、親身に学習サポートを行っています。
大学ではレポート課題に取り組む機会が数多くありますが、「レポートの書き方に手こずる」「情報の集め方がわからない」という悩みを持ったことがある方は多いのではないでしょうか。今回は、そんな悩みや不安を解消すべく履修アドバイザーが開催した「レポート書き方講座」の様子を取材しました。

(学生ライター 生命科学部2年次 大槻 菜佑)


講座では、レポートの基本形から参考文献の調べ方まで詳しく説明がありました。レポート作成に関する正しい知識を身に付けることで、学生が納得のいくレポート作成ができるようになることを目指します。

対面形式で開催された講座には、約30名の学生が参加しました。始めに、アイスブレイクの時間が設けられ、受講生と履修アドバイザーが会話をしながら活気ある様子で講座が始まりました。

レポートの書き方について説明する様子
アイスブレイクが終わると、レポートの書き方について説明が始まります。まず説明があったのは、レポートの基本形についてです。レポート作成においては、目的に沿った内容を序論・本論・結論の順に客観的事実に基づいて述べることが重要であると強調されました。感想文とは違い、客観的な視点から自分の主張を論じていくことがレポートの軸であり、正しい参考文献を用いて適切に述べることが重要です。
次に「民法」と「刑法」2つのグループに学生が分かれて、それぞれの分野に関する事例問題を基にレポートの「本論」を書くという実践形式で説明が行われました。民法では「不法行為」、刑法では「不作為犯」が事例として用いられました。

参加者も説明する履修アドバイザーも真剣な様子

いずれの分野においても、レポートを書く際のポイントとして「しっかりと論点を読み取り導き出した結論に筋が通っているか」、「内容を理解し他人に説明ができるか」を確認することが挙げられました。結論については「他の人と違っていてもよいので、多角的な視点から勘案することと、論述が一貫していることが重要である」とアドバイスがありました。


履修アドバイザーの皆さん(※撮影時のみ、マスクを外しています)

履修アドバイザーの皆さんが参加者の気持ちに寄り添いながら、明るく親身に質問に答える姿が印象的でした。履修アドバイザーの浦田さんは「先輩後輩のつながりも増えるので、ささいなことでも気軽に相談しに立ち寄ってもらえたらうれしいです」と話されました。先輩方と楽しい交流ができたり、履修や成績評価についての情報を聞いてみたり、ぜひ履修相談室へ足を運んでみてください。

履修アドバイザーの活動時間・場所

【時間】平日 10:45~14:45(水曜日は13:15まで)
【場所】履修相談室(真理館1階・法学部事務室横)

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