神山天文台2024(令和6)年度第4回天文学講座「望遠鏡の発明と進歩」を開催しました
2025.04.07
2025年3月15日(土)に、冨田 良雄氏(京都大学大学院理学研究科 元教員)をお呼びし、神山天文台にて、講演会「望遠鏡の発明と進歩」を実施し、約23人が参加されました。この講演会は、神山天文台で開催する企画展「西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~」の関連講演会として、企画展初日に合わせて開催したものです。講演会の後には、担当学芸員による企画展のギャラリートークが行われました。
講演では、望遠鏡が発明されて以降400年の歴史と進歩について説明され、特に反射望遠鏡を中心にその技術的発展について、多くの図や写真、CG映像と共に紹介されました。江戸時代に作られた鏡と同様に復元した金属鏡を冨田先生がお持ちくださり、参加者が順番に触る場面もありました。また、講演会後のギャラリートークには、講演会参加者ほぼ全員が続けて参加されました。九州や四国など遠方からお越しくださった方も多く、担当学芸員との質疑を交えながら非常に内容の濃い45分間のギャラリートークとなりました。
参加者からは、「望遠鏡の歴史がよくわかった」「物理学を頑張るための後押しとなった。」などの感想が寄せられました。

