神山天文台 2024(令和6)年第1回天文学講座「たのしい電視観望」を開催しました

2024.04.19

2024年4月13日(土)、京都産業大学 神山天文台ホールにて、2024(令和6)年第1回天文学講座「たのしい電視観望」を開催し、約20人が参加しました。

講師の村上 将之氏(星のソムリエ/協栄産業東京店)から、近年注目されている電視観望について紹介と解説、その後、実際に屋外で機材を展開しての実践が行われました。第1部の座学では、オールインワン望遠鏡SeeStarの紹介や実際の使い方、ご自身の電視観望機材で撮影された天体画像の例などが紹介され、画像処理の手順などについても解説されました。第2部では、SeeStarや参加者の機材を用いて、神山天文台前で実際に電視観望を行いました。天候にも恵まれ、銀河やバラ星雲など、眼視では見ることが難しい天体がモニタにはっきりと表示されたときは大きな歓声があがりました。

講座中だけでなく休憩中にも参加者から講師に質問が投げかけられたり、参加者同士でも情報交換が行われたりするなど、非常に熱の入ったイベントでした。参加者からは「電視観望の基礎的なことが知れてよかった」「話題のSeeStarを実際に使うことができ、あまりの手軽さに驚いた」「具体的な使い方がわかったので、試行錯誤して電視観望を楽しもうと思う」「たくさんの人とたくさんの天体がみられて楽しかった」などの感想が寄せられました。
村上氏の話に耳を傾ける参加者
自身の機材について紹介する村上氏
参加者からの質問に対応する村上氏
第2部の実践の様子(モニタに映し出された銀河に歓声があがった)
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