【法学部】チェコ交換留学日記#2
2023.02.08
ぜひご覧ください!
チェコ留学日記#2

Dobrý den! (こんにちは!)
法学部法律学科4年次生の加藤です。
私は今、本学の交換留学生としてチェコ共和国・オロモウツにあるパラツキー大学オロモウツ(Palacký University Olomouc)に留学しています。
今回は、前回に引き続きこちらの大学の様子を紹介していこうと思います。
大学の1年間のスケジュール

現在ではもう冬学期(Winter Semester)は終わっており、ちょうど学期の間にいるような状態です。
2022年9月9日〜11日 | 寮へ到着(冬学期の留学生) |
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9月12日~16日 | Orientation Week(交流会、履修登録など) |
9月19日 | Winter Semester開始 |
12月16日 | Winter Semester終了 |
12月19日~2023年1月2日 | Christmas Break |
1月2日~2月10日 | 試験期間 |
2月3日~5日 | 寮へ到着(夏学期の留学生) |
2月6日~10日 | Orientation Week(交流会、履修登録など) |
2月13日 | Summer Semester開始 |
5月12日 | Summer Semester終了 |
5月15日~6月30日 | 試験期間 |
以上が、大学のホームページに掲載されているパラツキー大学のスケジュールです。
日本の大学と同じようにセメスター制をとっていますが、冬学期・夏学期のローテーションとなっています。
授業はおおよそ週に1回か2回、全部で15週あります。レクチャーとディスカッション(各45分)をくっつけて90分の授業としているところも多いです。
もちろんのこと、セメスターの最後には期末試験があります。この時期になると図書館が人でいっぱいになるのはチェコでも同じです。試験期間も日本と同じく1カ月ほどありますが、特に留学生向けの授業に限ってなのかもしれませんが、最終週の授業でテストを終えてしまうところがほとんどです。
履修登録について

私たちは渡航前に履修登録を済ませ、到着後に授業が始まる(はずだった、留学日記#1を参照)形でした。
自分の興味がある分野の学科に割り振られ、自分の所属学部が開講している授業を全体の80%取得する必要があります。
そのため、自分の履修したい授業のプランを綿密に立てて履修登録に挑むことをおすすめします。
キャンパスってどんな感じ?
パラツキー大学のキャンパスは大きく分けて4つのエリアにあります。
中心地に最も近いクジーシュコヴスケーホ通り(Křížkovského)には本部(centrum)や教養学部、学内最大の図書館があり、多くの学生で賑わっています。
17.リストパドゥ通り(17. listopadu)近くには、理学部・情報学部・法学部・教育学部があり、この一帯はエンベロパ(Envelopa)キャンパスとしてひとくくりにされています。
留学生だけではなく、地元の正規学生のための寮も数多くこのエリアにまとまっています。
私の住むネジェディーン(Neředín)キャンパスには寮と体育学部がありますが、体育学部付属のスポーツ施設は一般の住民でも利用のできる温水プールが備え付けられています。
ノヴァー・ウリツェ(Nová Ulice)には医学部と大学病院があり、多くの医学部生がこちらで学んでいます。
他の場所にも教室や施設が点在していますが、上で紹介したキャンパスを含めて基本的に建物が独立しているので、教室移動時には少し苦労します。場合によっては、休憩時間の15分で市内中心部を縦断することも…。
しかし、昔からの校舎も歴史的なものばかりで見応えがあり、一部はとても近代的に改築されているため、ここで学べているという事実を考えるだけでも少し顔がほころんでしまいます。




寮はどんな感じ?

大学が持つ寮は4、5箇所ありますが、そのうちエンベロパ(Envelopa)とネジェディーン(Neředín)に交換留学生向けのものが用意されています。私自身はネジェディーンに住んでいるので詳しくは分かりませんが、エンベロパは3人1部屋で1フロア共用のキッチンがあると聞いています。ネジェディーンは1つの階に2つあるフラットに2人部屋が3つ、1人部屋が2つあり、最大8人が1つのキッチンと2つのバスルームを共用で利用します。
共用スペースの掃除は週におよそ2度あり、清潔な環境で生活を送っています。フラット内では主にキッチンが交流スペースの役割も果たしており、料理をよくするフラットメイトが多い場合は特に楽しいかと思います。