京都産業大学経営学部では、学生が企画から制作まで全てを行う「CM制作プロジェクト」を実施しています。2023年度は「京都観光モラルの推進」や観光客の集中によってもたらされる「オーバーツーリズム」の解消を背景に、「サステナブルなインバウンド観光」をテーマにCMの制作をします（課題提供元：公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー）。本プロジェクトは、映像ディレクターのシャンソン氏の支援のもと、経営学部の学生9チーム61人が動画制作に取り組み、7月5日（水）に本学の神山ホールで完成披露発表会を開催します。本記事は第4回全体ミーティングの様子を取材しました。

（学生ライター　経営学部1年次　ソウ シジュ）

5月から始まった本プロジェクトも残すところ、あと３週間程で終わりを迎えます。完成動画は、完成披露発表会でゲストによる審査が行われ、表彰されます。各チームの学生は、良い成果を出せるようにこれまで一生懸命頑張ってきました。最後の全体ミーティングとなる今回は、完成披露発表会にお招きするスペシャルゲストの発表と、シャンソン氏によるチーム毎の編集の個別相談、メイキング映像用のインタビューが行われました。

まず、ミーティングの前半に、完成披露発表会の当日にお招きする有名人ゲストが紹介されました。今回ゲストは、なんと！「チュートリアル 福田 充徳さん」です！！ ゲストが明らかになると、会場は大きな拍手に包まれ、参加学生もうれしそうな表情を浮かべていました。

その後、シャンソン氏から動画編集における注意事項のアナウンスがありました。動画の仕上がりには編集の工夫が大きく影響するため、改めて映像のプロであるシャンソン氏から画面の切り替わりやBGM、視聴者の興味を引くための工夫について説明がありました。学生たちがシャンソン氏の話を聞きながら熱心にメモをしている様子を見て、指導者と学生が共に真剣に取り組んでいるプロジェクトであることを実感しました。

そして、シャンソン氏と各チームとの個別相談を行いました。学生たちは撮影や編集などの現状を報告し、どんな工夫をすればいいのか、問題点はないかなどの相談を行いました。順調に進んでいるチームもあれば、必要素材が足りず追加撮影を計画するチームもあり、チーム毎に進捗状況や相談事はさまざまでした。

ミーティングの後半には、各チームのインタビューを行いました。インタビューでは、自分たちの動画は一言で言うとどんな作品なのか、CM制作中に難しかったことや楽しかったことは何か、そして、本プロジェクトに参加して得たことなどが質問されました。学生たちは思い思いに答え、インタビューから学生たちの熱意が伝わりました。

いよいよ次回は「完成披露発表会」を迎えます。発表会は、予約不要・入場料無料です。是非、学生たちの作品をご覧にお越しください！！
また、完成動画は、経営学部YouTubeチャンネル「リアルな経営学部ちゃんねる」で公開しますので、こちらもぜひチェックのほどよろしくお願いします。

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