有志の学ファシが研修を企画・運営しました~第13期学生ファシリテータ ファシリテーション研修~

2022.12.08

教育支援研究開発センターでは、第13期学生ファシリテータ(以下、学ファシ)を対象に10月より全5回の構成でファシリテーション研修を実施しています。この研修は、学ファシ同士の関係性構築、ファシリテータとしての基本的なスタンス・マインド・スキルを体感的に知ることを目的にしています。

11月26日(土)に実施した第3回の研修は、「ファシリテータマインドを理解する」をテーマに有志の学ファシ5名が企画・運営しました。

実施概要

ファシリテーション研修③

日時 2022年11月26日(土)9:30~12:30
場所 14102教室、14103教室(14号館1階)

~プログラム~

  • アイスブレイク(「嘘つき自己紹介(改)」)
  • 導入(研修全体の目的確認、スタンス・マインド・スキルの説明)
  • 今回の流れ確認(研修の目的・目標、スケジュールの説明)
  • 個人ワーク(自分にとってのサポート意識について考える)
  • グループワーク(「雰囲気づくりワーク~居心地の良い場とは?~」)
  • 個人ワーク(グループワークを経て、自分にとってのサポート意識を明確にする)
  • 意図開き(プログラムやワークの狙い・意図・ポイント等を解説)
  • ふりかえり(今日の感想や学びを言語化)
  • クロージング(運営学ファシから一言)

※箇所以外は企画・運営メンバーの学ファシが進行を担当

プログラムの詳細

今回実施した第3回では、「ファシリテータとして、たくさんあるマインドの中から持つべきサポート意識について知る」ことを目指し、有志の学ファシ5名が研修プログラムの企画から当日の運営までを担当しました。企画・運営メンバーは、約1ヶ月前からミーティングを重ね、今回の目的や到達目標の設定、テーマに沿ったワーク内容の検討、スライド作成等、当日に至るまでに様々な準備をしてきました。
グループワークの様子
研修とふりかえりを終えた企画・運営メンバー

~参加した学ファシの声(研修終了後のリフレクション・レポートより)

今日の研修内容から、学んだこと・気づいたこと

  • サポート意識について、最初は全く想像がつかなかったけれど、意見をグループで交換していくことで、理解することができたので良かったです。グループでの意見交換の大切さに気づきました。
  • サポート意識とは何か、居心地の良い場所・環境とは何か、考えることで、学ファシとしての視点と自己大等でどんなことが求められるのか、イメージができた。 価値観が違う人と話すこと、聞くことで新しい発見や気づきがあると改めて実感できました。

明日からやってみたい・やってみようと思う「一歩」

  • まず初めに相手に興味を持って、相手のことを知ることが大事だと思いました。そのためにも観察力をつけることが大切だと思いました。
  • サポートに共通するのは話しやすい環境を作れるような思いやりを持って人と接することだと思ったので、もう少し相手の立場にたって考えてみたいです。
  • 自分なりのサポート意識を確立するために、きちんと聞いてみて話すことを心がけたいです。

感想や意見など

  • 自分ひとりでは考えられないことを聞く大切さ、それを促す学ファシの存在意義を再認識しました。

今後、研修④~研修⑤を行い、ファシリテーションについてさらに体験的に学んでいく予定です。また、来年春からは、初年次生向けキャリア形成支援教育科目「自己発見と大学生活」をはじめ、各学部の専門科目等での授業支援や課外活動のサポートなど様々な場面で活動します。
ぜひ、今後の活躍にご期待ください。

今後のファシリテーション研修実施予定

研修④ 2022年12月10日(土)
研修⑤ 2023年1月14日(土)

学生ファシリテータ(学ファシ)とは

授業やイベント等でグループワークの円滑な進行をサポートする学生スタッフです。
授業内での自己紹介ゲーム(アイスブレイク)の進行や、受講生同士の話し合いのサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。
※ファシリテータとは:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のことです。
~現在、第13期は81名で活動中~

学生ファシリテータSNSアカウント【公式】

学ファシ広報メンバーが学ファシの存在を多くの人に知ってもらえるよう自分たちの活動の様子などを投稿しています。

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