自然の「理(ことわり)」
を、解き明かす。

理学部 Faculty of Science

Keyword 学びのキーワード

対称性の数学
ゼータ値の世界
ハドロン・原子核
トポロジカル物質
惑星気象学
ブラックホール
街で見かける模様やロゴには、対称性が隠れていることがあります。線対称や点対称、中には一目見ただけでは気づかない対称性も。そんな対称性を記述する数学が「群論」です。群論を使って隠れた対称性を見つけてみましょう。 
高校で学ぶ自然数の和、平方数の和、立方数の和の公式。では、4乗数の和、5乗数の和、...などはどのような公式になっているのでしょうか?そんな素朴な疑問が、ベルヌーイ数、べき乗和の公式、ゼータ値の奥深い世界へと繋がっていきます。誰も知らない定理も発見できるかもしれません。
クォークでできたハドロンが宇宙の始まりであるビッグバンからどのように生まれ、質量を獲得したのかを解き明かす研究をしています。特に4つ以上のクォークでできた新種のハドロンや原子核中のハドロンの性質を調べています。
現在の固体物理はトポロジカル物質を一つの軸に進展しています。分子構造や結晶構造の対称性の中に秘められたトポロジカルな性質をもった物質を作ったり、その物性を調べたりしています。
地球と惑星の気象学
毎年多くの被害をもたらす気象災害を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。地球大気の理解を深めるためには、「多様な惑星の中の地球」の特性を理解する必要があります。宇宙物理・気象学科では、地球はもちろん、様々な惑星の気象を系統的に学びます。地球では考えられない惑星気象の世界を覗いてみましょう。
ブラックホールと宇宙の歴史
私たちの天の川銀河の中心には、太陽の4百万倍の質量を持った巨大ブラックホールが、ほぼ確実にあります。いや、実は、全ての大きな銀河の中心に、巨大ブラックホールがどうやらあるらしいのです。ならば、ブラックホールは銀河の形成とどう関係しているのでしょうか。最近やっと直接「見え」始めたブラックホールを通して、銀河ひいては宇宙形成の歴史に迫ります。

Learn 学部の学び

学部の特色

「基礎」から
  「専門」へ加速

Point
未来を拓くデータサイエンス教育を展開
Point
多様で濃密な専門的学びを保障
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Q&A よくある質問

学んだことを社会でどのように生かせますか。
理学で養った論理的思考力や創造力はあらゆる分野に役立ちます。理学とは自然の原理を探究する学問であるとともに、深く社会に関わる学問です。地震や地球温暖化といった自然現象のメカニズム、人や社会を豊かにする先端技術など、すべては理学部で学ぶ基本的な考え方や原理が土台になります。また、新たな価値の創造が不可欠な現代にこそ、理学の力が求められています。数学や物理学をベースに、ものごとの論理的なとらえ方、柔軟な思考力や創造力を備えた人材へのニーズは年々高まっています。
グローバル・サイエンス・コースについて教えてください。
理工系3学部の学生を対象に、英語スキルを1年次から段階的に修得するプログラムです。夏季休暇中に実施する「英語サマーキャンプ」では、英語力の向上と論理的思考力の修得を目標に、オールイングリッシュの講義やグループワーク、プレゼンテーションを実施。「グローバル社会で活躍する理系産業人」の養成を目指し、専門分野における自分の考えを英語で発表・討論する力を磨きます。
就職先にはどのようなところが ありますか。
3学科ともに大学院へ進学して研究者をめざす学生の他、システム・エンジニアとしてコンピュータ関連企業、電気・機械メーカーなどの一般企業に就職する学生も多くいます。とりわけ数理科学科では約4割の学生が教員免許状を取得し、教員をめざす学生が多いのが特徴。物理科学科ではエレクトロニクス関連企業などのテクノロジー分野、ハード・ソフトウエア開発企業などへの進路が開かれ、宇宙物理・気象学科では公共天文台の職員、気象庁(国土交通省)や気象関係の民間企業などへも就職しています。
時事問題を例に学部の学びを知ろう!

【特別企画】ヨビノリたくみが理学部にやってきた!

理学部 数理科学科紹介

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