天文台サポートチームの学生が、七夕をテーマにした講演を行いました

2022.07.19

小田さんの話に耳を傾ける参加者

神山天文台サポートチームに所属する小田純之介さん(理学部 宇宙物理・気象学科4年次)が、京都市西京区の介護付き有料老人ホーム「ライフ・イン京都」にて七夕をテーマにした講演を行い、入居者をはじめ約30人が参加しました。

講演では、七夕伝説の伝来や風習の移り変わりなど歴史について紹介しました。また、宇宙の4次元デジタルシミュレーションソフト「Mitaka」を用いて、夜空での七夕の星の探し方、天の川の正体である銀河系を宇宙旅行のような映像とともに紹介しました。

今回ご依頼くださったホームの担当者からは「話し方、内容がとてもわかりやすく、使用されていた天体ソフトも普段われわれが目にすることがないため、とても新鮮で引き込まれる内容でした。コロナ禍で思うように行事ができないことが続いておりましたので、本日の講演会ではご入居の皆さまにとてもよろこんでいただくことができました。」との声が寄せらせました。

また、講師を務めた小田さんは、「高齢の方に向けた講演は経験が無かったので、どのような内容にすればいいのか悩みましたが、講演後、お客さんの七夕に関する昔話を色々聞けたのは良かったです。また、「宇宙が綺麗だった」という感想もいただけました。」と振り返りました。

神山天文台サポートチームでは、神山天文台の天体観望会をはじめ、学内外で天文や宇宙の普及のためのイベントを企画、運営しています。今後も学内イベントのほか、科学に関するイベントなどに参加する予定です。

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