神山天文台 天体観望会をWEB配信し金星を観望しました

2020.05.14

2020年5月14日(木)、神山天文台では新たな試みとして、おうちに居ながら、荒木望遠鏡で見る天体を楽しんだり、天文学に触れていただける機会を提供することを目的に、ユーチューブによるWEB配信を開始しました。

初回は、神山天文台の望遠鏡から「宵の明星」で知られる金星のライブ配信を行い、700名近い視聴者がライブ配信を楽しまれました。この日の金星は三日月のようにはっきりと欠けている様子が見られ、金星が月のように満ち欠けする理由など、神山天文台のスタッフによる解説を行いました。

チャットを通じてリアルタイムにやり取りをすることもでき、参加者からは、「望遠鏡の映像とリアルタイムでつながっているのは不思議な気持ちでした。」「金星も満ち欠けしていると初めて知りました。」「わかりやすい解説もあり、癒されながら観ることができました」等、様々な声が寄せられました。

河北秀世 神山天文台長は「宇宙の魅力を伝える機会を提供することで、外出を自粛されている皆さんにわずかでな時間でも宇宙に想いをはせていただければ」と語っています。神山天文台では、今後も天体観望会や天文学に関する講座のライブ配信に加え、神山天文台の紹介などの内容の動画を週に1回程度配信してく予定です。

京都産業大学神山天文台チャンネル(YouTube)

金星の方向を向く荒木望遠鏡
2020年5月14日に神山天文台で撮影した金星(クレジット:京都産業大学)
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