【法学部】内定者の先輩にインタビュー 公務員(警察)内定者の報告会
2024.12.09

法学部主催の、公務員(警察)内定者による報告会が行われました。今回は内定者である荒牧 海利さん(内定先:京都府警本部)、大村 瑞希さん(同:京都府警本部)、杉原 翔さん(同:警視庁)の4年次生3人が登壇し、就職活動の流れや試験対策などについての経験談をインタビュー形式で報告しました。後半には、今年度より本学にて教鞭を取られている岡部 正勝 教授(元警察本部長)による講義が行われました
(学生ライター 経営学部3年次 石井 季菜紗)
警察官を志望した理由を教えてください。
荒牧さん:高校生の頃にあった友人の事故をきっかけに、交通事故を少しでも減らしたいと思い、警察官になろうと思いました。
大村さん:父が自衛官という家庭に育ち、小さな頃から人のために仕事をする警察官に憧れていたため志望しました。
杉原さん:大学の授業で少年犯罪を学び、少年達への犯罪被害の現状を知ったことがきっかけとなりそういった少年たちを犯罪から守りたいと思ったため、警察官を目指しました。
大村さん:父が自衛官という家庭に育ち、小さな頃から人のために仕事をする警察官に憧れていたため志望しました。
杉原さん:大学の授業で少年犯罪を学び、少年達への犯罪被害の現状を知ったことがきっかけとなりそういった少年たちを犯罪から守りたいと思ったため、警察官を目指しました。
警察官採用試験に向けた試験対策は、いつから、どんなことをされていましたか。
荒牧さん:3年生の春からは、独学で数的処理や文章力向上のための勉強を始め、秋からは一般科目といった知識分野の暗記科目を追加して勉強しました。体力試験の対策では特にシャトルランを重視して、体力づくりをしました。
大村さん:3年生の4月から筆記試験の対策をしていましたが、本格的に始めたのは10月からです。体力試験対策としては、大阪府警から出されているOPトレーニング(OSAKA POLICE TRAINING)という体力試験対策のトレーニングを行っていました。
杉原さん:3年生の10月頃から知識分野である暗記科目を始め、試験の2か月前から数的処理を重点的に勉強しました。体力試験対策では、個人の練習以外に、同じ警察官志望の友達と体育館を借りてシャトルラン、反復横跳びの練習をしていました。
大村さん:3年生の4月から筆記試験の対策をしていましたが、本格的に始めたのは10月からです。体力試験対策としては、大阪府警から出されているOPトレーニング(OSAKA POLICE TRAINING)という体力試験対策のトレーニングを行っていました。
杉原さん:3年生の10月頃から知識分野である暗記科目を始め、試験の2か月前から数的処理を重点的に勉強しました。体力試験対策では、個人の練習以外に、同じ警察官志望の友達と体育館を借りてシャトルラン、反復横跳びの練習をしていました。
面接でガクチカについてはどんなことを話しましたか?
荒牧さん:所属している成田ゼミで、京都府を含めた約150の団体で構成される「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」から依頼された、きょうと薬物乱用防止対策推進事業の取り組みに参加したことを話しました。
大村さん:所属している浦中ゼミで京都府警と共同で実施している、女性の性被害防止対策促進を目的とした「女性安全対策チームAbelia」での活動について話しました。
杉原さん:服部教授の少年犯罪の授業で学んだことを詳しくして話しました。また、滋賀県警で行われている、少年の非行や不良行為防止のボランティアに参加したことについて話しました。
大村さん:所属している浦中ゼミで京都府警と共同で実施している、女性の性被害防止対策促進を目的とした「女性安全対策チームAbelia」での活動について話しました。
杉原さん:服部教授の少年犯罪の授業で学んだことを詳しくして話しました。また、滋賀県警で行われている、少年の非行や不良行為防止のボランティアに参加したことについて話しました。
面接に向けての対策はどんなことをされましたか?
荒牧さん:模擬面接などはせず、インターネットやYouTubeに掲載されている、面接での質問集を見て予習しておき、すぐに答えられるようにしました。
大村さん:岡部教授の模擬面接や、他ゼミ合同の模擬面接があり、そちらの方で対策をしました。
杉原さん:特に面接の対策はしませんでしたが、心がけとして、自分の言葉で答えられるようにすることを意識しました。そのために、インターネットに出ている面接での質問集を見て、繰り返し練習をしていました。
大村さん:岡部教授の模擬面接や、他ゼミ合同の模擬面接があり、そちらの方で対策をしました。
杉原さん:特に面接の対策はしませんでしたが、心がけとして、自分の言葉で答えられるようにすることを意識しました。そのために、インターネットに出ている面接での質問集を見て、繰り返し練習をしていました。
集団討論の試験があったそうですが、どのようなことを行うのでしょうか?
荒牧さん:私が受けた集団討論は、当日その場で出されたテーマに対して賛成派と否定派に分けられ、討論をするという内容になっています。
大村さん:人数は大体5~8人で、試験官の前で行います。お題に対して正しい回答を出せるかというよりは、集団でのコミュニケーション能力や意見をまとめる力が評価される傾向にあるようです。
杉原さん:私が受けた試験では、テーマが事前に指示されていたり、賛成派と否定派に自由に分かれることが出来ました。ただ、試験時間が1時間あり、長い集中力が求められる試験になっていました。
大村さん:人数は大体5~8人で、試験官の前で行います。お題に対して正しい回答を出せるかというよりは、集団でのコミュニケーション能力や意見をまとめる力が評価される傾向にあるようです。
杉原さん:私が受けた試験では、テーマが事前に指示されていたり、賛成派と否定派に自由に分かれることが出来ました。ただ、試験時間が1時間あり、長い集中力が求められる試験になっていました。
これから警察官を目指す後輩に向けて、アドバイスをお願いします!
荒牧さん:体力試験の対策としては、試験中にどんなことが起きてもいいよう、いろいろな状況を想定して練習をし、対策をすることをしっかりと意識してほしいです!
大村さん:筆記対策について、私は特に数学が苦手でしたが、繰り返し勉強しているうちに高得点が取れるようになってきたので、とにかく諦めないように頑張ってほしいです。
杉原さん:面接では時間内に収まっているか、あるいは時間を超えていないかを気にする人が多いと思います。ただ、実際には時間が守れているかよりも、面接での内容が重視される傾向にあるため、話の中身に力を入れることを心がけてください!
大村さん:筆記対策について、私は特に数学が苦手でしたが、繰り返し勉強しているうちに高得点が取れるようになってきたので、とにかく諦めないように頑張ってほしいです。
杉原さん:面接では時間内に収まっているか、あるいは時間を超えていないかを気にする人が多いと思います。ただ、実際には時間が守れているかよりも、面接での内容が重視される傾向にあるため、話の中身に力を入れることを心がけてください!
後半は、岡部教授から参加した学生に向けて、元警察本部長の視点から、警察官志望者に向けてのお話がありました。

面接対策のポイントについて
- 塾や対策本での勉強などは大事だが、答えを暗記するのではなく、自分の言葉で答えられることが重要である
- 集団面接や体力試験も同様に、普段から常に対策を続けること
- 独学も大事だが、友達と協力して一緒に勉強してみること