【法学部】不動産業界に興味がある学生必見!~京都土地家屋調査士会による表彰式が開催されました~

2023.11.07

授賞式での記念撮影

法学部の専門教育科目「土地家屋の調査と表示の登記」(担当:草鹿 晋一 教授)は2003年から開講している京都土地家屋調査士会の寄附講座です。今回、同講座の成績優秀者6人(・柳原 晟汰さん(法・2年次)・平井 輝さん(法・3年次)・谷口 翔子さん(経営・4年次)・大鈍内 翔さん(法・3年次)・宇野 礼華さん(法・3年次)・千葉 楽さん(法・2年次))が京都土地家屋調査士会から表彰されました。表彰式では京都土地家屋調査士会 中島 昌行 会長から優秀者へ賞状と副賞(図書カード)が贈られました。

(学生ライター 法学部1年次 中尾 柚葉)

 

土地家屋調査士とは、不動産の表示に関する登記及び筆界(土地の境界)の専門家として、土地と家屋に関する調査・測量及び登記の代理申請等を行う専門家のことです。また、現在、社会問題となっている「所有者不明土地問題」や「空き家問題」の解決に向けた取り組みも行われているそうです。不動産を正確に登記しないとさまざまな問題が生じてしまいます。国民の不動産を守る重要な仕事である土地家屋調査士とその業務について正課の科目として受講できるのは、京都では本学だけだそうです。

成績優秀者として表彰を受けた2人に本講座の魅力や進路について伺いました。

柳原 晟汰さん(法・2年次)

表彰される柳原さん
本講座の魅力
不動産に関する登記について実務経験の豊富な土地家屋調査士の声を直接聞くことができるのが魅力である。
進路について
土地家屋調査士も視野にいれつつ不動産業界や公務員など幅広く考えている。

平井 輝さん(法・3年次)

TikTokの撮影に応じる平井さん
本講座の感想
登記に必要な調査や測量方法だけではなく境界紛争の事例と解決方法や、依頼者の心のケアなども学ぶため、「土地家屋調査士」という名前からイメージしていたものと違っていて驚いた。
進路について
本講座を受講して測量に興味を持ち始めた。現在は測量士になるための資格取得を視野に入れている。


表彰式終了後には、土地家屋調査士を宣伝するためのTikTok動画の撮影が行われ、学生が出演者として撮影に協力しました。撮影された動画は、京都土地家屋調査士会のTikTok(@tokacho)で公開されています。
私は土地家屋調査士の名前を聞いたことがある程度で具体的な業務内容までは知りませんでしたが、今回の取材で社会的に必要不可欠な仕事なのだということがわかりました。土地家屋調査士とその業務について学ぶことができるのは本学だけということで、不動産業界に興味がある人はもちろん、私もこの講座の受講を視野に入れようと思いました。
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