【法学部】国民の不動産を守る「土地家屋調査士」について学ぶ ~成績優秀者土地家屋調査士会から表彰される~
2022.12.20
法学部の専門教育科目「土地家屋の調査と表示の登記」の成績優秀者4人が京都土地家屋調査士会から表彰されました。同科目は2003年から開講する、京都土地家屋調査士会の寄付講座です。
当日は本学真理館にて京都土地家屋調査士会会長から賞状と副賞(図書カード)が贈られました。表彰式終了後には、受賞者が京都土地家屋調査士会の広報用TikTok動画の撮影に協力しました。
(学生ライター 生命科学部2年次 楠 嵐)

土地家屋調査士とは、不動産の表示登記や土地境界の調査などを扱う国家資格です。国民の不動産を守る大変重要な仕事を担っています。専門性の高い土地家屋調査士とその業務について大学の科目として受講できるのは、京都では本学だけであり、貴重な機会となっています。
成績優秀者として表彰を受けた4人に講義の感想を聞きました。
中村 萌愛さん(法・3年次)
本学やディズニーランドの登記について、実際の登記や図面を見ながら学べたのが面白かった。
宮田 豪さん(法・2年次)
登記や土地家屋調査士の業務などについて、さまざまなノウハウを知ることができた。
永原 朋幸さん(法・3年次)
土地家屋調査士の方々はものすごく目立つことはないけれども、土地の問題だけでなく、市民の心のケアや感情面のサポートもされていることを知り、縁の下の力持ち的な存在ですごいと思った。
前田 慎一朗さん(法・3年次)
京都土地家屋調査士会の寄付講座ということで、実務経験のある方が講師として来られ、現場の生の声を聞くことができて面白かった。
また、全員に共通する感想として、「実務のことを知れてよかった」、「この科目に限らず、寄付講座は面白いので履修してみてほしい」、「毎週講師が変わるので新鮮な気持ちで受講できる」といった感想がありました。
表彰式終了後には、サギタリウス館の大階段を舞台に、土地家屋調査士を宣伝するためのTikTok動画の撮影が行われ、学生が出演者として撮影に協力しました。和気あいあいとした雰囲気で撮影された動画は、京都土地家屋調査士会のTikTok(@tokacho)で公開されています。





受賞者の感想を聞いて、土地家屋調査士がとても魅力的な国家資格であること、そしてその専門的な業務内容を学べる「土地家屋の調査と表示の登記」の講義が、充実した学びの機会であったことが伝わってきました。
普段の生活では聞けない話を聞くことができる機会が、意外と大学内で身近にあるものなのだと実感しました。