【法学部】先輩たちが熱く語る〜法学部の人気ゼミ特集〜

2022.12.07

法学部では2年次からゼミ(演習)が始まります。ゼミでの学びは、少人数で専門性に特化した内容を学べることが特長で、履修率は90%以上です。今回は、「2年次演習A・B」「3年次演習A・B」「4年次演習A・B」に関するゼミ説明会が行われましたので、説明会の様子を取材しました。
(学生ライター 法学部1年次 宇多美有羽)

ゼミ説明会では、冒頭に各ゼミの代表者から所属ゼミに関する紹介がありました。その後、参加者は各ゼミの先輩が待つブースに足を運んで話を聞きました。今回は、坂東俊矢ゼミ、山田啓二ゼミに所属されている先輩方を取材しました。
ゼミ説明時の様子 
18ゼミが2教室に分かれ説明会を行った

坂東俊矢ゼミ

坂東ゼミ紹介のプリントやゼミで実際に利用している教科書
坂東ゼミでは、民法に関する裁判例や理論などを勉強しています。教材は「オリエンテーション民法」を利用し、学生が自ら担当する授業範囲のレジュメを作成し、説明を行いながら理解を深めていきます。
坂東ゼミに所属している学生は、高い目標を持ってゼミに所属されている方が多く、約8割が公務員志望であり、さらに、坂東先生のように弁護士になりたいと考えている方も多くおられます。そのため、大学院進学を目標に掲げている先輩がたくさんおられ、熱心に勉強に取り組む学生が多いことが特長です。公務員志望の方はもちろん、弁護士志望や民法について学びを深めたい方は、坂東ゼミで充実したゼミ活動が送れるのではないでしょうか。

山田啓二ゼミ

山田ゼミ生が後輩にプレゼンテーションする
前京都府知事を務められた山田 啓二 教授によるゼミで、ゼミのテーマは地方自治です。このゼミは、課題を抱える地方の現場に足を運び、課題を解決するための政策に取り組むフィールドワーク型のスタイルを重視しています。法学部で1、2を争う人気のゼミであることから、倍率も非常に高いことで有名です。現在、山田ゼミでは「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトは京都駅の西側に位置する「梅小路エリア・島原地区」にある「花屋町通」を、商店街・地域の方と一緒に花でいっぱいにするプロジェクトです。実際に現場に足を運び、学生同士で政策を考え、課題を解決しながらプロジェクトを行う活動は、後輩学生たちからも注目されていました。公務員を目指している人はもちろん、現場に足を運ぶフィールドワーク型のゼミに興味がある方は、ぜひ山田ゼミでプロジェクトを成功へと導いてください!
 
先輩の話を真剣に聞く学生

今年のゼミ説明会は、新型コロナウイルス感染対策を徹底しながら対面形式で行われました。実際にゼミに所属している先輩方の興味深い話を聞ける良い機会であったと思います。参加した学生は熱心に話を聞き、積極的に質問をしていました。また、2年次からのゼミ活動を楽しみにしている様子が伝わってきました。ゼミ説明会を通じて各ゼミの活動内容や目標、雰囲気などを具体的に知ることができ、11月10日から始まるゼミ選考抽選の良い参考になったのではないでしょうか。

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