消防官・警察官内定者座談会開催-公務員を目指す後輩へ先輩がアドバイス
2021.11.04

2021年10月19日、法学部主催の「消防・警察内定者座談会」が行われ、法学部4年次生の木村 良幸さん、川端 萌成さん、松井 航太さんが登壇し、自身の就職活動から得た経験を基に後輩へアドバイスとエールを送りました。また最後には、法学部 田村 正博教授から内定者と参加学生に向けて激励の言葉を送られました。
(学生ライター 外国語学部3年次 瀬戸 うた)
座談会では法学部事務室の岡本さんが進行を務め、一問一答形式で4年次生の皆さんが話されました。
Q、内定先と、最終的な就職先を教えてください。
木村さん:警視庁、大阪府警察本部、東京消防庁、滋賀県湖南広域消防局に合格しましたが、大津市消防局が第一志望のため就職先はまだ決めていません。
川端さん:大阪府警察本部と京都府警察本部に合格し、最終的に京都府警察本部に決めました。
松井さん:警視庁、大阪府警察本部、京都府警察本部に合格し、大阪府警察本部に決めました。
川端さん:大阪府警察本部と京都府警察本部に合格し、最終的に京都府警察本部に決めました。
松井さん:警視庁、大阪府警察本部、京都府警察本部に合格し、大阪府警察本部に決めました。
Q、志望動機について教えてください。
木村さん:幼い頃からかっこいい大人になりたい、人の役に立つ仕事がしたいと思っていたので、消防官を目指しました。
川端さん:法学部の「司法外国語プログラム」で学んだ経験から、中国語を話せる警察官になりたいと思い、志望しました。
松井さん:高校生の時に遭った自転車事故の経験がきっかけです。面接の際にもその時の話をしました。
川端さん:法学部の「司法外国語プログラム」で学んだ経験から、中国語を話せる警察官になりたいと思い、志望しました。
松井さん:高校生の時に遭った自転車事故の経験がきっかけです。面接の際にもその時の話をしました。
Q、公務員試験の勉強を開始した時期や対策方法について教えてください。

木村さん:3年次の5月から本学の公務員講座を受講し、1日平均5時間勉強していました。年明けからは、特に面接と小論文対策に力を入れました。筆記試験の教養科目対策としては、重要な点を小さいノートにまとめて常に持ち歩き見直せるようにしていました。また、別にもう1冊ノートを用意し、そのノートには小論文対策として良い小論文の回答を記して覚え、力を付けました。小論文は週2回ほど書くようにし、他の人に見てもらうようにしていました。
川端さん:私も3年次の春から、本学の公務員講座を受講し、1日8時間勉強していました。小論文対策としては、1日1つ小論文を書くようにしていました。インターネットや公務員の業務説明会で得た情報を基に、「各都道府県の警察や消防が独自に行っている政策」に関する内容を盛り込んだ上で、自分の考えを書くことを心掛けていました。また、ケアレスミスをしないために徹底的に丁寧に対策を行いました。
松井さん:私も本学の公務員講座を受講していました。3年次の冬頃から苦手分野をなくすために力を入れて取り組みました。警察・消防の小論文では、書き方の基本をおさえておくことと、知識や自分の経験をノートにまとめておくことによって、テーマが変わっても対応できると思います。
コロナ禍の影響で、本学の公務員講座はオンラインで開講されていました。オンライン開講だったことについては、「動画を何度も見直せて、いつでもどこでも受けられるため自分の時間管理がしやすかった」とポジティブな意見が聞かれました。また、小論文対策のみならず就職活動全体として重要なのが情報収集。各団体の説明会やOB・OGの元へ積極的に足を運び、現場の雰囲気を感じ生の声を聞くことで試験にも生かすことができたと話されました。情報収集のポイントとして、ホームページなどを見る時に、使えそうな単語をスマートフォンのメモに書き留めておくなど、日常生活の中でアンテナを張るのも対策の一つだと紹介されました。
緊張で礼儀作法が上手く実践できなかったり、話の内容が浅くなってしまったり、面接で失敗したこともあるという登壇者の皆さん。準備を怠らずにしっかりと面接対策をすることが重要だと話されました。
川端さん:私も3年次の春から、本学の公務員講座を受講し、1日8時間勉強していました。小論文対策としては、1日1つ小論文を書くようにしていました。インターネットや公務員の業務説明会で得た情報を基に、「各都道府県の警察や消防が独自に行っている政策」に関する内容を盛り込んだ上で、自分の考えを書くことを心掛けていました。また、ケアレスミスをしないために徹底的に丁寧に対策を行いました。
松井さん:私も本学の公務員講座を受講していました。3年次の冬頃から苦手分野をなくすために力を入れて取り組みました。警察・消防の小論文では、書き方の基本をおさえておくことと、知識や自分の経験をノートにまとめておくことによって、テーマが変わっても対応できると思います。
コロナ禍の影響で、本学の公務員講座はオンラインで開講されていました。オンライン開講だったことについては、「動画を何度も見直せて、いつでもどこでも受けられるため自分の時間管理がしやすかった」とポジティブな意見が聞かれました。また、小論文対策のみならず就職活動全体として重要なのが情報収集。各団体の説明会やOB・OGの元へ積極的に足を運び、現場の雰囲気を感じ生の声を聞くことで試験にも生かすことができたと話されました。情報収集のポイントとして、ホームページなどを見る時に、使えそうな単語をスマートフォンのメモに書き留めておくなど、日常生活の中でアンテナを張るのも対策の一つだと紹介されました。
緊張で礼儀作法が上手く実践できなかったり、話の内容が浅くなってしまったり、面接で失敗したこともあるという登壇者の皆さん。準備を怠らずにしっかりと面接対策をすることが重要だと話されました。
Q、後輩に向けてメッセージをお願いします。
木村さん:勉強をしっかりすれば一次試験は通過できると思うので、しっかりと勉強してください。勉強できなかった日があっても落ち込まず、すぐに切り換えて、絶対に合格する!という強い気持ちを持って頑張ってください。
川端さん:1・2年次の時にきちんと単位を修得しておくことが重要だと思います。そうすることで、3年次に公務員試験に向けての勉強に集中できると思います。また、情報収集をしっかりと行い、その内容をノートにまとめておくことをおすすめします。
松井さん:面接では、さまざまな業務への適性を見られていると思うので、印象付けるためにも自信を持って話せることを学業と体力面の両方で持っておくと良いと思います。
最後に、田村教授から内定者への激励の言葉とこれから警察・消防官を目指す学生に向けてメッセージが送られました。「警察・消防の試験に向けて公務員講座を受講して勉強することはもちろん大切ですが、消防官や警察官として活躍するためには体力が必要なので、身体づくりも大切にしてほしいと思います」と話され、今のうちから業務内容を調べて、現場で働くイメージをしておくことが大事だとアドバイスされました。
皆さんのお話を聞いていて特に印象的だったのは、警察・消防官を目指す就職活動ならではの「体を鍛えることの重要性」です。合格して業務を行うにあたって何が必要かを考えた時に身体づくりは必須であるということがわかりました。先輩たちの就職活動体験を実際に聞くことができ、参加した学生にとって貴重な機会になったと思います。
川端さん:1・2年次の時にきちんと単位を修得しておくことが重要だと思います。そうすることで、3年次に公務員試験に向けての勉強に集中できると思います。また、情報収集をしっかりと行い、その内容をノートにまとめておくことをおすすめします。
松井さん:面接では、さまざまな業務への適性を見られていると思うので、印象付けるためにも自信を持って話せることを学業と体力面の両方で持っておくと良いと思います。
最後に、田村教授から内定者への激励の言葉とこれから警察・消防官を目指す学生に向けてメッセージが送られました。「警察・消防の試験に向けて公務員講座を受講して勉強することはもちろん大切ですが、消防官や警察官として活躍するためには体力が必要なので、身体づくりも大切にしてほしいと思います」と話され、今のうちから業務内容を調べて、現場で働くイメージをしておくことが大事だとアドバイスされました。
皆さんのお話を聞いていて特に印象的だったのは、警察・消防官を目指す就職活動ならではの「体を鍛えることの重要性」です。合格して業務を行うにあたって何が必要かを考えた時に身体づくりは必須であるということがわかりました。先輩たちの就職活動体験を実際に聞くことができ、参加した学生にとって貴重な機会になったと思います。