国際関係学部「コース選択説明会&キャリアイベント」を開催

2020.12.22

教室内の様子 全員がマスクを着用し、常時換気が行われていた
国際関係学部では、国際的な課題に関する知識・理論を専門的に学ぶため、2年次より「国際関係・政治コース」、「国際関係・経済コース」、「国際関係・共生コース」のいずれかに属します。本イベントは、各コースで何が学べるのか、その先にどのような進路・就職先が考えられるのかを、1年次生が学ぶ機会です。

今年は新型コロナウイルス感染症予防対策として密集を避けるため、2回に分けて開催しました。
昨年のイベントの様子はこちら→ 国際関係学部 コース選択説明会を開催
コース選択の概要について説明する 三田 貴教授
前半の「コース選択説明会」では、担当教員らが各コースの特徴や授業内容を紹介しました。私たちがよく見聞きする様々な時事問題を話題に、政治・経済・共生活動が世界にどのような影響を及ぼすのか、また政治・経済・共生に関する諸問題を解決へ導くために必要な学問とは何か、などの説明を行いました。学生は、頷いて共感したり、各コースの履修モデルを興味津々に見入ったりするなど、終始真剣な眼差しで説明会に臨んでいました。
イランを巡る国際関係と政治について話す クロス 京子准教授
後半の「キャリアイベント」では、国際関係学部ならではの進路(ビジネス、外交、国際協力、大学院など)に精通した教員が、各企業・団体が行っている活動や、就職や進学までのプロセス、必要となるスキルなどを解説しました。1年次のうちから「国際関係学の学びがどのように私たちのキャリアに結び付いていくか」というイメージを持ってもらうことが目的です。植原 行洋教授が「君たちには“ファーストペンギン”(えさがあるかまだ分からない海へ最初に飛び込む勇敢なペンギンのように、海外の新しい市場を見つけに最初に飛び込んでいく勇敢な人間)になってほしい」と、学生に訴えかけていたのが印象的でした。
ファーストペンギンについて語る 植原 行洋教授
このイベント全体を通して、教員が繰り返し使用していた言葉の一つが「関心」でした。コースを選択する際にも、将来のキャリアを考える際にも、「自分は何に“関心”を持っているのかを、自問自答して深く考えてみること」が大事なのだそうです。普段から意識して考えていなければ、自分の関心事が何であるかを正確に言語化するのは、きっと難しいことです。今回の説明会とイベントを機に、私も自らの関心事を大いに学びに生かすことができる学生でありたいと感じました。

(学生ライター 外国語学部2年次 福崎 真子)


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