【法学部】服部ゼミ生が来日中のアメリカ ソノマ州立大学教員と学生の前で発表!
2025.03.19
去る1月10日にアメリカのカリフォルニア州にある、ソノマ州立大学の教員と学生が本学に設置されている社会安全・警察学研究所を訪問する機会がありました。
同研究所の所員である法学部 服部 達也 教授(矯正社会学)のゼミ生が、日頃の研究・活動成果を報告する2・3・4年次ゼミ生合同報告会(約40人の参加)を開催しており、訪問プログラムの一環として成果報告会の見学に来られました。
同研究所の所員である法学部 服部 達也 教授(矯正社会学)のゼミ生が、日頃の研究・活動成果を報告する2・3・4年次ゼミ生合同報告会(約40人の参加)を開催しており、訪問プログラムの一環として成果報告会の見学に来られました。

服部ゼミを代表して、若村 美優さん(法・3年次)、塚原 優希翔さん(法・2年次)、細間 凜音さん(法・2年次)、村本 佳那恵さん(法・2年次)、杉本 明日香さん(法・2年次)、京都産業大学法学部に交換留学生として来ていた韓国警察大学の郭 東昊さんが、日本の再犯率や再犯防止の施策、特に元受刑者の雇用制度について英語で報告を行いました。

またこの報告会には、元受刑者の再就職に力を入れ、自身の会社で積極的に雇用し元受刑者の更生に尽力されている、中溝 茂寿氏も福岡県から参加され、ご自身の熱い思いをソノマ州立大学教員・学生の前で話していただきました。
日本の再犯防止活動、特に中溝氏のように「職親」として、元受刑者の雇用を支援する制度の話を聞いて、報告の終了後はソノマ州立大学教員・学生から活発な質問がなされていました。

学生のコメント (法学部 服部ゼミ3年次 若村 美優さん)
今回の発表を通して、再犯防止における協力の重要性を改めて実感しました。交換留学生として来ていた郭さんからの意見や視点を聞くことができ、異なる国の再犯防止策についても知ることができました。
この経験を通じ、発表の準備過程からも同じ班のメンバーから多くのことを学び、再犯防止策に対する理解を深めることができたと思います。今後もこのテーマについて考え続けていきたいです。
この経験を通じ、発表の準備過程からも同じ班のメンバーから多くのことを学び、再犯防止策に対する理解を深めることができたと思います。今後もこのテーマについて考え続けていきたいです。
服部教授のコメント

今回のソノマ州立大学教員及び学生の視察日時が、折からの私の2・3年次ゼミクラス授業の集大成である「班別研究発表会」と重なったことから、訪問プログラムの一環としてその様子を視察いただくことになり、ゼミのフィールド・ワークの内容でもあった「刑務所出所者等への社会復帰支援の中の就労支援の現状」をテーマにした第3班の発表をその対象としましたが、アメリカの学生に向けた研究発表ということから、視察までの約1カ月にわたって英語での発表練習を重ね、学生たちは緊張の中にも堂々とした発表対応でエッジの効いた内容の発表ができたと思います。ご苦労さまでした。
この貴重な経験を今後の本学での更なる勉学の糧にしてもらえば幸いです。
またゲストとしてはるばる福岡からお出でいただき、発表内容を更に充実させていただいた「法務省就労支援アドザイザー」の中溝観光開発 代表取締役社長の中溝 茂寿様にこの紙面を借りて厚く御礼申し上げます。
この貴重な経験を今後の本学での更なる勉学の糧にしてもらえば幸いです。
またゲストとしてはるばる福岡からお出でいただき、発表内容を更に充実させていただいた「法務省就労支援アドザイザー」の中溝観光開発 代表取締役社長の中溝 茂寿様にこの紙面を借りて厚く御礼申し上げます。