【法学部】草鹿ゼミ、坂東ゼミが北海学園大学で開催された「2024年四大学法学部ゼミ対抗法律討論会」に出場!!

2025.03.03

学生の活動レポート

集合写真
2024年12月14日、法学部の草鹿ゼミと坂東ゼミが、北海学園大学(北海道)にて開催された「2024年四大学法学部ゼミ対抗法律討論会」に参加しました。

今回も昨年に引き続き対面での参加となり、熱い討論が繰り広げられました。
法律討論会には、北海学園大学、北星学園大学、志學館大学(鹿児島)、京都産業大学の4つの大学の民法ゼミが出場しました。

当日の会場設営に携わっていただいた北海学園大学の皆さま並びに関係者の皆さまに、心より感謝、御礼申し上げます。

この法律討論会は、あらかじめ出題された事例問題について、指定された立場に立って討論をする形式で行われます。問題が同年の夏休みに公開され、法律討論会の当日までの間に、対戦ゼミと書面での主張書面を数回ずつ提出し合い準備が進められます。

準備期間

坂東ゼミ 中谷 壮来さん(法学・2年次)

法律討論会当日を万全に迎えるべく、準備期間ではゼミ生同士で意見交換をしながら、ゼミの時間外で参考にできそうな資料を集め、主張書面を文面に起こすなどして各々の役割を全うしました。
たびたび夜遅くまで残り、法律問題の明確な答えが見つからないことに頭を悩まし、時には意見がぶつかるなど熱が入り過ぎることもありました。しかし明瞭とした答えが出ずとも、討論に参加する全員が納得できるような答えを模索することにより、最初は穴だらけであった構成も判例や論文、学説を読み解くことで次第に隙間が埋まっていき、私たちの納得する主張書面を提出することができたと確信しています。

そうしてようやく完成した主張書面を提出して一息できると思ったのも束の間、先方から送られてきた主張書面に対し、反論書面を送るためにまたもや夜遅くまで残ることを繰り返しました。
その後、ようやく最後となる最終書面を形にし、提出した際の達成感は何物にも代えがたいものでした。
討論会の準備を始める前は、どの条文が論点となり、どのように当てはめていくのかすらままならなかった私たちですが、最後には問題に対する理解も深まり、成長を実感できる期間となりました。
準備の様子

討論会当日

坂東ゼミ 山本 実夢さん(法学・2年次)

当日は対戦校同士がそれぞれの立場の主張をし、ジャッジを行う先生方や学生が論点を整理して討論を進めていく、という形式で行われました。
授業で経験した討論とは違い、実際に裁判を行っているような緊張感のある討論会でした。

私たちが自信を持って準備してきた主張が、「本件の場合では主張することが難しい」と指摘され、ゼミ生全員で顔を見合わせ顔面蒼白になる場面もありました。自分たちの知識不足を痛感し悔しさがあった一方、民法の奥深さ・面白味を改めて感じる機会となりました。
また、改めて主張の構築を行う中で、当事者の代理人として相手側に請求している内容を瞬時に根拠立てて再主張することや、相手側からの主張を踏まえてどのように反論していくのかを考えることを通じ、物事を多面的に考察することの重要さに気付くことができました。

今回討論会に参加したことで、仲間とともに試行錯誤しながら検討し、答えを探していくことの面白さを実感することができ、とても良い経験になったと感じています。来年度のゼミ活動にも生かしていきたいです。
法律討論会ポスター
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