【法学部】オーストラリア交換留学記録#10「人との出会いに恵まれた最高の2年間」

2025.02.13

オーストラリア タスマニア大学(University of Tasmania)に交換留学した、法学部4年次生 池田 一光さんのレポートです。
ぜひご覧ください!

オーストラリア交換留学記録#10

法学部4年次生 池田 一光さん
こんにちは!
法学部法律学科4年次生の池田 一光です。

私は昨年の2月から12月まで、オーストラリアのタスマニア大学(University of Tasmania)で、本学の交換留学生として勉強していました。

今回は、交換留学記録の最終回です。
私のオーストラリア留学は本当に素晴らしい時間になりました。今回はその中でも良かった点と、これからの展望について書いて行きます。

1.飛躍的な実力の向上

眠そうなコアラ!
日本でも超有名なタスマニアデビル
この2年間で私の英語の能力は飛躍的に(別次元にまで)向上しました。
大学入学時の私の英語力は、TOEICスコア400点台でした。後にIELTS 6.5レベルまで向上することになりますが、入学時の自分からはオーストラリアでLawの勉強をしている姿を想像すらできなかったと思います。

一生懸命英語の学習に励んだことが英語力向上に大きな成果を生んだと思いますが、それ以上にサポートしてくれる方が周りにたくさんいたことが、より大きな要因だと感じています。
留学準備の際は、留学アドバイザーの先生をはじめ多くの方が助けてくださいました。そして現地では共に勉強してくれる最高の友人がいました。彼は留学時も、そして帰国した現在でも平日は2時間、休日は3時間以上、毎日Writing(合計150本以上のエッセイを添削してくれました)とSpeaking を教えてくれます。
彼との出会いは私にとって本当に幸運だったと言えます。
昼の12時にもかかわらず、爆睡中のウォンバット
ハリモグラ 寮の近くに住んでいました

2.国際交流

この2年間で、世界各国に多くの友人ができました。
皆それぞれ違う文化、考えを持ち、時には関係が上手く行かない時もありました。しかし異なる文化的価値観を持つ友人たちとの交流はとても刺激的で、私自身の異文化理解力、国際経験を向上させてくれました。
彼らとの友情はこれからも大事にしていきたいと思います。

3.Law科目への挑戦

学期の最後に「Indigenous Laws and the peoples」科目担当の先生から、個人的にメールを頂きました。(私の授業態度と成績を褒めて頂きました)とても嬉しかったです。
冒頭に紹介した友人の「強烈な」サポートにより私の英語力はみるみる向上し、第2学期では念願であったLaw科目(専門科目)の受講が可能になりました。(タスマニア大学のLaw科目はIELTS 6.5レベルが要件です)

専門科目の授業は第1学期で受講した共通教育科目の授業と比べると、雰囲気も生徒の学ぶ姿勢も違いました。
環境は厳しいものでしたが、本当に挑戦して良かったと思います。
特に「Indigenous Peoples and the Law(先住民族と法律)」のレポート作成の際は、1カ月半の時間をかけオーストラリア政府のLawに関するページを読みまくり、自分のベストを尽くして取り組みました。
結果として担当の先生からは高い評価をしていただき、この経験から「自分は通用する!」と強く実感することができました。
Law科目への挑戦を通して、自分の未熟さを痛感することもありましたが、同時に自信も得られ、未来に繋がる意味のあるチャレンジであったと思います。

4.部活の経験

留学に向けた勉強、留学先での学び、そして海外での生活はやはり大変でした。
乗り越えられたのは、私が小学生の頃から本気で取り組んだサッカー経験のおかげだと間違いなく言えます。
サッカーで得た「忍耐力」と「自分を信じる事」は今回の留学経験でも生かされ、勉強においても最も大切なことであると再認識しました。

5.これからの展望

現在私が抱いている目標は、大きく3つあります。

1つ目は、もう1度留学をしようと考えています。その際は奨学金を取得し、イギリスの大学で正規学生として世界中から優秀な学生が集まる環境で勉強してみたいと思っています。
2つ目は、将来的な話となりますが、実力のある者(IELTS 8レベル以上)として、メルボルンやシドニーで働いてみたいです。
最後は、TEDトーク(※)のステージに立つ事です。

※TEDトークとは?
各分野の専門家や著名人などによるスピーチを公開したもの。 特にトピックのジャンルに際限はなく、テクノロジーやビジネスに関する話もあれば、心理学やライフハックのようなトピックもあるのが特徴。

言語の壁は私が思っている以上に高いものでした。
しかし今は、自分を信じて努力を続ければ、必ずこの目標は達成できると確信しています。

帰国の前に、韓国人の友人に会いにブリスベンへ! 近代的な街でした
ずっと訪れてみたかったゴールドコースト

最後に

この留学を通して、多くの方に支えていただきました。その方々のサポートなしでは、今の自分はありません。
感謝の気持ちは決して忘れず、必ずご恩に報えるよう今後も過ごしていきたいと思います。

そして「あの時オーストラリアに留学して良かった!」と心の底から思えるように、引き続き努力していきます。

最後に、長期に渡りこの交換留学記録を読んでいただき、本当にありがとうございました。
留学最終日はシドニーにて また来ます!オーストラリア!
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