【法学部】今年も「公務員志望者向け説明会」を開催しました!

2024.05.08

公務員を志望する法学部生に対して、「公務員志望者向け説明会」が開催されました。
毎年開催している説明会ですが、今年は参加者が約140人となり、多くの法学部生が参加しました。

説明会では、進路・就職支援センター、資格サポート室、法学部から職員や教員が登壇し、公務員や公務員試験の概要、公務員講座の紹介、そして法学部の公務員志望者支援について説明されました。
法学部生約140人が参加しました。
はじめに、進路・就職支援センター職員の吉井課長が公務員や公務員試験の内容について解説されました。
公務員は、国家公務員・地方公務員・準公務員の3つに分類されます。公務員試験で共通して行われるのは、筆記試験と面接試験です。筆記試験は専門科目+教養科目、教養科目、SPI試験の3パターンです。面接では個人面接や集団面接が行われ、集団討論などが実施される自治体もあります。これらの試験内容は志望先によって試験内容は異なるため、早くに情報収集を始める必要があります。

続いて、公務員試験の特徴や試験準備について説明されました。国家公務員と地方公務員の試験は併願できるため、自分で受験スケジュールを立てながら進めていく必要があります。本学が運営している就職専用ウェブサイト「京産ナビ」では、1年次生から利用可能な個別相談や、面接対策のための模擬面接、集団討論練習などの情報が発信されているため、積極的に利用することを推奨されていました。


次に、資格サポート室職員の岩井さんが公務員講座について説明されました。
筆記試験で出題される分野は多岐にわたるため、どこに時間を費やすべきなのかわからない学生が多いです。そこで問われることの多い「数的処理」や「時事問題」、法律科目や経済科目をカバーした公務員講座(課外講座)を開講しています。さらに、「公務員講座には合格保証制度や合格推奨制度があり、経済的な部分にも支援制度を設けている」と学生が不安を感じやすい金銭面についても触れられました。そして、13号館4階に設置されている公務員全般に関する質問を受け付ける「公務員学習支援デスク」が紹介されました。


最後に、法学部の公務特進プログラム運営委員会委員長の芦立 秀朗教授が登壇され、法学部の強みや公務研究会について説明されました。
本学の法学部が毎年公務員試験合格者を多く輩出していている理由として、次の2つの強みが挙げられました。

① 授業で習う法律・政治系科目が試験科目となっているため、単位が取れて勉強に役立つ
② 教職員が主体となって、公務員を目指す法学部生を支援する組織「公務研究会」がある

さらに法学部生は、オンラインの「KSUドリルSPI」でSPI試験の対策ができることや、公務研究会では説明会や模擬面接等のイベントの告知、勉強の仕方など、公務員を目指す学生に役立つ情報を提供していること等が紹介されました。

説明会後の質疑応答の時間には、おすすめの授業や公務員講座についてなどの質問が寄せられました。
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