【法学部】草鹿ゼミ、坂東ゼミが北海学園大学で開催される「民事法事例問題討論会」に出場!!

2024.03.01

学生の活動レポート

2023年12月16日、法学部の草鹿ゼミと坂東ゼミが、北海道札幌市の北海学園大学にて開催された「民事法事例問題討論会」に参加しました。
昨年度までは、新型コロナウィルスの影響でZoomによるオンライン開催でした。今回は4年ぶりに対面開催ということで、草鹿ゼミ、坂東ゼミの学生が勇躍して北海学園大学にお邪魔しました。坂東ゼミは、今年度から参加させていただくことになりました。

(法学部 3年次 宮地 秀幸)

法律討論会には、北海学園大学、北星学園大学、志學館大学(鹿児島)、京都産業大学の4つの大学の民法ゼミが出場し、熱い討論を繰り広げました。
当日の会場設営に携わっていただいた北海学園大学の皆さまには、感謝御礼申し上げます。

この法律討論会は、あらかじめ出題された事例問題について、指定された立場に立って討論をする形式で行われます。本学の両ゼミは、「動産※1を目的物とする契約締結後のトラブルに関する民法の事例問題」を検討しました。
問題は同年の夏休みに公開され、法律討論会の当日までの間に、対戦ゼミと書面での主張書面を数回ずつ提出し合い準備が進められます。

※1 土地などの定着物で“動かすことができない”財産である「不動産」に対し、「動産」とはお金や家具など“動かすことができる”財産のこと

以下参加学生のコメントです。

湯川 大都(草鹿ゼミ 2年次生)

今回この討論会に参加するということで、民法を一からじっくりと勉強するきっかけとなり、大学生活において非常に良い経験になったと思います。
また自分たちの立論を考える際に、相手側から予想される主張や反論を随時考えることで、相手の立場に立って広い視野を持ち、物事を考える大切さを学ぶことができました。
今回は北海学園大学さんをはじめとする、討論会に参加された他大学のゼミの方々はもちろん、坂東ゼミの皆さんや同じゼミの仲間の協力もあって、素晴らしい討論会にできたと思います。私自身も、他大学の方々と共に議論をするという、とても貴重な体験をさせていただいたことを非常に嬉しく思います。本当にありがとうございました。

田村 孝介(草鹿ゼミ 2年次生)

はじめに、会場の設営等をしてくださった北海学園の皆さま、今回の討論会に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この討論会で、私自身大変貴重な経験をさせていただいたのはもちろんですが、討論会の準備を通してゼミ全体で一体感が生まれ、どこにも負けない結束力を持ったゼミになる事ができました。
夏休みから12月にかけて、ゼミ生が集まり資料探しや主張・反論等を協力し考えることで共に過ごす時間が増え、大変な事も多くありましたが非常に充実したゼミ活動となりました。今秋にも討論会があるので、そこでは今回の経験・反省を踏まえて活動に取り組んで行きたいと思います。

小坂 菜月(坂東ゼミ 2年次生)

今回関わってくださった皆さま、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
坂東ゼミでは今期では初めて2年次生が主体となって挑んだ討論会であり、ゼミ生同士で四苦八苦しながら準備を進めました。
今までの経験してきた討論会とは異なり、裁判形式の色合いを帯びている点や、本件に直接的に当てはまるような判例・法律がない点がこの討論会の難しい所であり、面白味でもあると感じました。対戦校同士で互いに守る当事者が異なり、それに沿った主張を展開したことは実際の裁判のようでした。

今回の事例問題の出題趣旨は、既存の判例法理が本当に正しいものかどうかについて、考えてみることの大切さにあったそうです。この討論会を通して、そもそもの大前提から疑うという新たな着想や多角的視点を得ることができたように思います。
討論会をやり遂げられたのは、ゼミ生全員が互いに意見を出し合い、頑張った結果だと思います。関わったゼミ生全員に感謝したいです。

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