学生ファシリテータ企画「Oneファシ2~グラファシ編~」を開催しました

2024.04.03

学生ファシリテータ(以下、学ファシ)が企画する「Oneファシ」は、ファシリテーションを知る入口(1段階目=One)を作りたいという思いから、有志の学ファシが2022年度に始めた企画です。今回はシーズン2としてグラフィックファシリテーションという手法にフォーカスし開催しました。

※グラフィックファシリテーション(略称:グラファシ)とは、対話(はなし)を見える化することで、場の活性化や相互理解をうながし、参加者の主体性を育むコミュニケーション手法です。主にミーティング等でイラストを用いて会話の内容をまとめることで、自然と会話の内容が構造化され、場全体の雰囲気や自分の考えを活性化させるような効果があります。

実施概要

第1回

日時 2024年1月24日(水)11:00~13:15、13:30~15:00※
場所 Innovation HUB(4号館4階)
参加者 学生(学ファシ)8人、教員3人(午後の部のみ)

※午前中の内容を踏まえて午後からグラファシを実践する場として対話イベントを実施

第2回

日時 2024年2月14日(水)10:30~13:00
場所 Innovation ラウンジ(4号館3階)
参加者 学生(学ファシ)4人

プログラム

  • 導入
  • チェックイン
  • 表情ワーク(第1回)、イラスト陣地とりゲーム(第2回)
  • イラスト連想ゲーム
  • 人の話を聴くワーク
  • チェックアウト

プログラムの詳細

今回の企画は、グラファシができる学ファシを増やすことを目的とし、実際に描くことを体験するワークショップ形式で開催されました。第1回・第2回ともに同じプログラム構成ですが、ワーク内容を変えることで、両日参加者も楽しめるよう工夫されていました。このイベントは企画段階から事前準備・当日の進行まですべてを企画者の運営メンバー2人が担いました。
プチレクチャーを受ける様子
プログラムは、グラファシってなに?ペンの持ち方は?などのレクチャーから始まり、絵を描くことが好きな人も、絵に自信がない人も、だれでも取り組めるような構成でした。模造紙をみんなで囲み、身近な人を思い浮かべながらとにかくたくさんの表情を描くワークや、「朝・昼・夜」「遅刻しそうな人」などお題のキーワードを連想して描くワークに挑戦しました。白い大きな模造紙はあっという間にカラフルなグラフィックで埋め尽くされました。他にも、昔話「桃太郎」「浦島太郎」のストーリーを描いたり、ペアになった人の話を絵と文字を使って記録したりと、徐々にレベルアップしていくワークの内容に、悩みながらも楽しそうに取り組んでいる参加者の姿が見受けられました。
また、第1回は午前・午後の二部構成で実施されました。午後の部では、今後大学内でつながりを増やすための対話イベントについて、3人の教員と学ファシが対話を通じて考えました。「対話の場をどうつくるか」「どんな対話イベントにしたいか」などのトークテーマで、学ファシは午前中のワークを活かして実際に対話のグラフィックに挑戦しました。可視化しながら話し合うことで、話の内容が整理されたくさんの意見や疑問、共感が飛び交う充実した場となりました。
表情ワーク・イラスト連想ゲームの様子
人の話を聴くワークの様子
模造紙を眺めながら振り返る学ファシ
模造紙に描かれたグラファシ

今後のスケジュール

次回は新歓祭の開催に合わせて、特別編を実施します。皆さまに楽しんでもらえるよう、運営メンバーは準備を進めていますのでお楽しみに!

日時 2024年4月4日(木)、5日(金)13:00~16:30
場所 ラーニングコモンズ(雄飛館3階)

※予約不要、出入り自由。お気軽にお立ち寄りください!

学生ファシリテータ(学ファシ)とは

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