【法学部】韓国留学日記「留学を通して変わったこと」

2023.12.18

韓国へ留学されている法学部3年次生の池田 清香さんからの留学レポートです。
ぜひご覧ください!

韓国留学日記

法学部3年次 池田 清香さん

1.学校紹介

私の通う檀国大学は、京都産業大学と同様に山の中に立地する大学で、京都産業大学よりも急な坂があり、その坂の名前は檀国大学のエベレスト、通称「檀ベレスト」と呼ばれているほど正門からの道は登山と言っても過言ではありません。
そんな山の中に位置する檀国大学は多くの植物が植っており、どこに行ってもその時の季節を感じられます。特に桜が満開だった時期には、学生ではない一般の方が、特に家族で桜を見に来る人が多数見受けられました。

学校にはテニスコートやバスケットボールコートがあり、授業後や休日にはコートで運動を楽しむ学生が多数います。
また、韓国は日本に比べてカフェが多く、大学内には6つものカフェがあります。
そして韓国では、現在大学やフィットネス等の顧客が制限されている場所で「無人コンビニ」が試験的に運営されており、そのため檀国大学にも無人コンビニが複数存在します。韓国に来てから、特に学校内でAIの発展が韓国の方が大きく進んでいて、かつすでに前向きに実践していることが、今まで日本で暮らしていた私にとってかなり衝撃でした。

2.韓国の大学の特徴

私が韓国の大学っていいなと感じたことは、友達のできやすさです。
日本ではサークルや授業、ゼミ等を通して友達を作るのが一般的ですが、韓国では、新入生歓迎会やサークルの最初の集まりで「MT(Membership Training)」という1泊2日の短期合宿があり、その合宿でお酒を飲んだりゲームをしたりして、先輩や同期との親睦を深める場があります。それだけでなく、学期の終わりには「総会」という名で、これもまたお酒を飲む場があるため、仲を深める機会が比較的多いです。

また、檀国大学の法学部には学会があり、いくつかの学会がある中、私は刑事学会に入っています。学会の活動内容として、最近では模擬裁判、一学期の半ばあたりには体育大会がありました。学会でもたくさんの先輩方や同期、後輩に出会うことができるため、大学内でのこのような出会いの場が日本の大学でもたくさんあれば、学校生活をより楽しめるのではないかと思いました。

3.留学を通しての考えの変化

韓国で学生生活を送りながら、これまで日本で送っていた学校生活と比較して、いったい自分は何をしてきたのだろうと考えさせられるような場面がたくさんありました。
それは特に、学生の勉強に対する取り組み方を見て感じたことです。韓国の学生を見ていると、韓国の学生は勉強と遊びのメリハリがちゃんとついている学生がほとんどで、また就職活動のために自分のスペックを上げる学生が多くいます。
試験期間には、図書館の自習室が常に満席状態で、さらに学校周辺のカフェも勉強している学生でいっぱいになります。また、自分の将来のために勉強に取り組み、さまざまな資格を取ったり、英語はもちろん第二言語まで勉強したりと、これまで必死になって勉強に取り組んでいる学生をたくさん見てきました。このような学生の姿を見て、私は自分のために努力しているこれまで見てきた学生を見習って、帰国後の学校生活をより良いものにしようと思います。
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