【法学部】山田ゼミ「梅小路・花屋町花結びプロジェクト」京都・梅小路みんながつながるプロジェクトに取材しました!

2023.06.05

京都 ・梅小路みんながつながるプロジェクト事務局の別所さんとダバトさんへ取材の様子

京都市と(公財)大学コンソーシアム京都が実施する2022(令和4)年度「学まちコラボ事業」の採択を受けた山田ゼミの「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」について、学生からの活動レポート第17弾を紹介します。

このプロジェクトは京都駅の西側に位置する「梅小路エリア・嶋原地区」にある「花屋町通(はなやちょうどおり)」を商店街・地域の方と一緒に花でいっぱいにするプロジェクトです。

山田ゼミの学生の発想からスタートしたこの企画。これから山田ゼミの学生だけではなく、京都産業大学附属中学・高校や近隣小学校、さまざまな企業や団体の皆さんの協力を得ながら進めています。

今後も継続して活動を紹介しますので、ぜひご注目ください!

学生の活動レポート(山田 啓二ゼミ 2年次生 高橋 奈緒さん・妹尾 拓真さん)

私たち山田ゼミでは、プロジェクトに協力いただいている商店街の皆様や、企業・団体の方々について多くの方に知っていただきたいと思い、取材を行っています。
今回は、協賛企業である「京都・梅小路みんながつながるプロジェクト」へ取材に伺いました。

京都・梅小路みんながつながるプロジェクトは、京都駅から梅小路公園までのエリアの賑わい創出、回遊性の向上を目的として2015年に設立されました。エリア内の企業や団体が中心となって月に一度清掃活動を行い、また公園にて集客イベントを開催しています。京都・梅小路みんながつながるプロジェクト事務局の別所さんとダバトさんにお話を伺いました。

以下、私たちが行ったインタビューになります。

—清掃活動やイベントを定期的に行っているとのことですが、それらがきっかけで何か変化はありましたか?

清掃活動を続けていく中で、地域の皆さんに「ありがとう」と声をかけていただけることが増えました。自分たちの手で街がきれいになっていると実感できますし、「この地域の一員である」というアイデンティティと一体感を感じるきっかけにつながっていると思っております。参画企業においても、「 自分たちの街は自分たちできれいにしていかないといけないよね」という機運の醸成につながっていると感じます。
私たちの団体は2015年から活動を続けています。清掃活動や梅小路公園でのイベントの開催等を通じて、少しずつ活気づき、にぎやかな地域のイメージが定着しつつあると思います。公園には芝生や遊具がありますが、活気が生まれることで公園施設に加えて周辺のカフェやお店の利用も増加し、 地域の活性化につながっていると考えます。

活動を続けるにあたって大切にされていることはありますか?

さまざまなイベントを開催することで生まれる新鮮さを大切にしています。いつもは普通の公園が、ふと寄ってみるとイベントで賑わっている。そのような光景を見るだけでもわくわくしますよね。梅小路がより活性化するためには、ただ存在するだけではなく、多くの人を呼び込む仕掛けが重要になります。普段とは違う地域の一面を見ることができるということは、来てくださる方にとっても魅力的に映っていらっしゃるかと思います。
また、プロジェクトの名前にもある通り「みんながつながる」ということを大切にしています。現在、京都・梅小路みんながつながるプロジェクトには約50社の企業や団体が参画しています。しかし、それぞれ業態や分野も異なります。私たちだけでは力不足でできないことも、得意分野の異なる様々な企業が集まることで大きな力になります。お互いに補い合いながら、より良いまちになるように取り組んでいきたいです。

—今後の展望や目標などを教えてください。

大学生などの若い力をもっと取り入れていきたいと考えています。現在、梅小路エリアに来てくださる方は家族連れがメインです。今後は幅広い方に来ていただけるように、若い方に対して地域の魅力をどう伝えていくか、考えていきたいです。その方法は学生の方が一番よく知っていらっしゃるはずです。学生の方と協力して何か一緒にできることはないか、現在も模索しています。また、私たちが思う地域の魅力と、学生の方が見る地域の魅力には違った視点があるかと思いますので、学生の方には「新しい風」を是非この地域に吹き込んでいきながら、今後の街づくりを一緒に進めていきたいと思っています。

さらに言うと、「梅小路」という名前が京都以外の人にはあまり認知されていないことが現在の課題だと考えています。将来的には、「梅小路に行けば面白いことがある」と思ってもらえるような街を実現することが我々の目標です。

—本プロジェクトについて感じたことや、学生へのアドバイスなどがあれば教えてください。

小坂児童公園だけでなく、梅小路公園や駅など来訪者の多い拠点から小坂児童公園に人を流す仕組みがあると、街を巡ってもらうきっかけや、回遊性も生まれてくるのではないかなと感じました。山田ゼミの学生だけで全て進めるより、我々や地元企業とも協力しながら、アイデアベースからでもご一緒させていただくと、すごく良いものができるのかなと思います。4月以降もご相談いただければ我々も協力させていただきます!


今回は京都・梅小路みんながつながるプロジェクトへ取材に伺いました。貴重なお話を伺い、梅小路エリアへの思いや、地域活性に対する考えを深く学ぶことができました。ご協力いただき、ありがとうございました!

京都・梅小路みんながつながるプロジェクト

山田ゼミの活動はインスタでもご覧いただけます!
hanamusubi.project
PAGE TOP