【法学部】山田ゼミ「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」ギャラリーのざわinnを取材しました!

2023.05.25

ギャラリーのざわinnの野澤さんご夫妻と

京都市と(公財)大学コンソーシアム京都が実施する2022(令和4)年度「学まちコラボ事業」の採択を受けた山田ゼミの「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」について、学生からの活動レポート第16弾を紹介します。

このプロジェクトは京都駅の西側に位置する「梅小路エリア・嶋原地区」にある「花屋町通(はなやちょうどおり)」を商店街・地域の方と一緒に花でいっぱいにするプロジェクトです。

山田ゼミの学生の発想からスタートしたこの企画。これから山田ゼミの学生だけではなく、京都産業大学附属中学・高校や近隣小学校、さまざまな企業や団体の皆さんの協力を得ながら進めています。

今後も継続して活動を紹介しますので、ぜひご注目ください!

学生の活動レポート(山田啓二ゼミ 2年次生 柳原 希香さん)

インタビューの様子

京都市下京区にある「ギャラリーのざわinn」は京町家の宿です。1階では絵画や陶器などの作品展を開催しており、また古典芸能や音楽ライブなども行っています。2階は宿泊できる部屋となっています。畳敷であり、伝統的な日本文化「和」を感じさせる、癒しの空間となっています。

ギャラリーのざわinnの野澤さんに取材に応じていただきました。
以下、インタビューの内容となります。

—ここにお店を構えた理由を教えてください

過去に店付きの民家である京町家の本を編集したのがきっかけです。本を編集する際に京町家を構成する大工さんや庭師さん、作事さんの立場から見た本を編集したいと思っていました。そこで実際に自分も住んでみたいと思い、最終的に京町家に引っ越しました。
転居先の京町家は常に手を入れ続けなければいけないため、資金を運用する必要がありました。もともとは2階に住んでいましたが、改修して民泊の経営を始めました。

—どのようなお客様が宿泊されますか。

国内のお客様よりも、海外からお客様が多くいらっしゃいます。ヨーロッパ系、特にフランスからのお客様がよく宿泊されます。海外のお客様は坪庭に関心があり、京都の町に来て、実際に住む方が多数いらっしゃいます。国内のお客様は複数人で土日に宿泊される方が多いですが、海外のお客様は一人旅で一週間程宿泊される方もいらっしゃいます。海外からのお客様が多いため、外出を控えていた際に夫は英語を勉強し直しました。

—今後の展望や目標について教えていただきたいです。

過去に編集者でもあるので、宿を営む傍ら、本を作り続けたいと思っています。この宿に宿泊されるさまざまな方との出会いを、いつかエピソードとしてまとめるつもりです。

—「花結びプロジェクト」について、どのように感じましたか。

花屋町通という名前と、この「花結びプロジェクト」という花で結ぶという発想がとても合っていると感じました。それを実現してくれて感銘を受けましたし、協力したい気持ちでいっぱいです。


今回はギャラリーのざわinnに取材しました!

快く質問にお答えしていただいただけでなく、花結びプロジェクトについてもたくさん貴重なご意見をいただきました。
また、私たちの「花結びプロジェクト」のために嶋原の歴史に関する写真館の開催や、イベントに向けた準備の作業をするためのスペースを貸してくださるなどのご協力もいただきました。

私たちは地域や企業・団体の皆様の多大なるご支援のもとで活動ができています!今後もゼミの活動を継続して行っていきますので、ぜひご注目ください!

ギャラリーのざわinn

Webサイト:ギャラリーのざわinn
電話番号:075-353-7990

山田ゼミの活動はインスタでもご覧いただけます!
hanamusubi.project
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