【法学部】浦中ゼミ(社会安全学)が 京都府警本部で研究報告を開催しました。

2023.03.10

京都府警本部Facebookより提供
法学部浦中ゼミでは、2022年7月に京都府警本部人身安全対策課より、女性安全対策に関する活動をゼミ単位でできないか依頼され、学生の発案でゼミのチームを「アベリア」と命名し、夏休みから女性安全対策に関する活動を行ってきました。
活動内容は、喫緊の課題である「盗撮・痴漢」、「アスリート盗撮」に対処するため、たけびしスタジアム京都でのアスリート盗撮防止の啓発活動、実際にゼミ生が出演してのアスリート盗撮防止ターゲティング広告の映像撮影、テレビやラジオへの出演、嵐電嵐山駅では、よーじやさんとコラボレーションして、盗撮の警戒の啓発活動などを行いました。
これらの活動と並行して、学生が「一人暮らしの女性の安全」、「視覚障害者の方の安全」に関してその対応策をまとめたリーフレット の作成、「ストーカーに関する調査」、「痴漢・盗撮に関する調査」の調査研究を行ってきました。 
上記の活動成果を発表するため、2月20日、京都府警本部において、研究・活動報告会を開催しました。
まず、京都府警本部生活安全部長から開会のご挨拶をいただき、人身安全対策課長からアベリアの活動概要についてご説明がありました。そして、各テーマの調査研究を行った学生が班ごとに発表しました。
各テーマの調査研究を行った学生が班ごとに発表しました
報告会の最後は、京都産業大学法学部教授、社会安全・警察学研究所所長の田村正博先生が講評を行い、「若い学生の目線で女性安全の対策を考えたいただいたことに意義があり、リーフレットの最終ページには参加学生が手書きでメッセージを寄せていることも非常に好感が持てます」とのコメントを頂きました。
京都産業大学法学部教授 社会安全・警察学研究所所長である田村正博先生 講評の様子
報告会の後、感謝状の贈呈式が行われ、京都府警察本部西田勝志人身安全対策課長から、浦中教授、参加学生に一連の活動に感謝する感謝状が贈られました。
ゼミの学生からは「私たちの活動や研究が女性の安全に少しでも役に立ってほしい」、「調査研究を通して、警察官の仕事内容に興味を持った」、「アスリート盗撮などは大学生の身近な問題でもあり、この問題に取り組めて良かった」などの感想が寄せられました。

「盗撮」に関する浦中教授のニュース解説YouTubeもぜひご覧ください。

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