【法学部】山田ゼミ「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」伊藤軒老舗さんを取材しました!

2023.03.29

伊藤軒老舗 大谷さんと

京都市と(公財)大学コンソーシアム京都が実施する2022(令和4)年度「学まちコラボ事業」の採択を受けた山田ゼミの「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」について、学生からの活動レポート第13弾を紹介します。

このプロジェクトは京都駅の西側に位置する「梅小路エリア・嶋原地区」にある「花屋町通(はなやちょうどおり)」を商店街・地域の方と一緒に花でいっぱいにするプロジェクトです。

山田ゼミの学生の発想からスタートしたこの企画。これから山田ゼミの学生だけではなく、京都産業大学附属中学・高校や近隣小学校、さまざまな企業や団体の皆さんの協力を得ながら進めていきます。

今後も継続して活動を紹介しますので、ぜひご注目ください!

学生の活動レポート(山田啓二ゼミ 3年次生 清本 百華さん)

イベントに提供頂く太夫最中

梅小路花屋町通の嶋原地区にて、お花を使ったイベント「花屋町通フラワーフェスティバル」を開催する運びとなり、ご協力いただく店舗の1つ伊藤軒老舗さんに訪問させていただきました!大谷昌司さんに、お店に関することや地域への思いなどを取材しました。

以下、インタビューの内容になります。

—お店を構えられた理由を教えてください。

私は3代目になるので詳しくはわかりませんが、昔の梅小路・嶋原は京都の中でも繁華街だったので、嶋原に続くこの道で商売をしたら儲かると考えお店を構えたのだと思います。

—どのような人に来てもらい地域を盛り上げてほしいか教えてください。

地元の人はもちろん、若い世代の人にも来てほしいなと思っています。嶋原に来てこの地域の魅力を知った若い人の力で、もう一度この地域を盛り上げてほしいと思っています。新しく近くにできた GOOD TIME COFFEE さんのように若い世代の方が増えてくれたら嬉しいです。
最近アーティスティックな人が梅小路に増えているので、昔の嶋原のイメージにとらわれず、アートでもなんでも1つの盛り上がりの要素があればいいなと思っています。

—店名の由来を教えてください。

昔、祖父が働いていた店の名前が伊藤軒であったと聞いています。そのお店が畳まれた際に名前をいただき、伊藤軒老舗と名づけられました。祖父の代では手焼きせんべいを販売していましたが、父の代から和菓子・生菓子を販売するようになりました。今回イベントで販売する最中バターサンドは私が開発しました。

—このイベントに期待されていることなどがあれば教えてください。

昔のように人がたくさん集まってほしいです。この辺りは梅小路の中心地から離れた場所にあるので、何があるか知らない方がほとんどだと思います。初めて嶋原に来た人でも、イベントを通じて魅力を感じてもらい、それから2回3回と訪れるきっかけになることを期待しています。 また、梅小路公園を訪れた方が、次いで嶋原にも立ち寄っていただけることを願っています。

—今回提供していただく商品について教えてください。

2つあります。1つは太夫最中(もなか)です。販売している最中は太夫が持つ三味線をモチーフにした形で、その中に太夫の型をあしらっています。最中の型は一般的な型と違い、金型から別注で作っている伊藤軒老舗独自のものです。北海道産の大納言小豆を使って丸2日間たき上げて完成します。昔から変わらないこだわりの味となっています。
2つ目の太夫最中バターサンドは、冷凍直後と時間を置いてからの触感が異なり、時間を置いてから食べると濃厚さが増します。ハマる人はハマるためリピーターの方が多くいらっしゃいます。

最中バターサンド

とても親切に対応していただき楽しく取材することができました!ありがとうございました!!訪問時には太夫最中バターサンドと太夫最中を頂きました。太夫最中バターサンドは、初めて食べる新鮮な味で驚きましたが、食べ進めていくうちにどんどん美味しくなり、手が止まりませんでした。私もリピーターになりそうです♪皆さんもぜひ一度ご賞味ください!!

伊藤軒老舗

Webサイト:京都の和菓子 京都島原 御菓子司 伊藤軒老舗
Instagram:伊藤軒老舗(@itokenroho)

山田ゼミの活動はインスタでもご覧いただけます!
hanamusubi.project
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