【法学部】山田ゼミ「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」タキイ種苗さんを取材しました!

2023.02.24

タキイ種苗 竹田さんと

京都市と(公財)大学コンソーシアム京都が実施する2022(令和4)年度「学まちコラボ事業」の採択を受けた山田ゼミの「梅小路・花屋町通花結びプロジェクト」について、学生からの活動レポート第9弾を紹介します。

このプロジェクトは京都駅の西側に位置する「梅小路エリア・嶋原地区」にある「花屋町通(はなやちょうどおり)」を商店街・地域の方と一緒に花でいっぱいにするプロジェクトです。

「『花屋町通』なのに花がないのは寂しくないか?」という山田ゼミの学生の発想からスタートしたこの企画。これから山田ゼミの学生だけではなく、京都産業大学附属中学・高校や近隣小学校、さまざまな企業や団体の皆さんの協力を得ながら進めていきます。

今後も継続して活動を紹介しますので、ぜひご注目ください!

学生の活動レポート(山田啓二ゼミ 2年次生 知覧 匠二さん)

お仕事をされている竹田さん

今回は、京都市下京区に本社を構え、種苗の開発・生産・販売をされているタキイ種苗の広報出版部、竹田さんに取材に応じていただきました。
タキイ種苗は1865(天保6)年に創業され、長い歴史の中で野菜や花の種子を研究開発し、日本国内だけでなく、国外にも事業を拡大され、各地域に見合った多種多様な品種を販売されています。
また、社会貢献はもちろん持続可能な社会の実現に向けてSDGsにも取り組まれています。

以下は私たちが行ったインタビューです。

——お客様に商品を販売、提供する際に特に気をつけていることはありますか。

「一粒万倍」という言葉を軸に、我々は信頼を売っているということを常に心がけています。

—— タキイ種苗の一番のアピールポイントを教えてください。

タキイ種苗のアピールポイントは創業されてから180年を越える長い歴史があるということです。お客様の私たちに対する信頼があったからこそ続けられることができました。そういったお客様の信頼をもとに、より新しいことに挑戦したいと思い続けることで、ここまで長い歴史を築くことができています。

——海外進出にあたって大切にされていることはありますか。

国外では国内と異なり、野菜の食べ方や料理の仕方、花の需要の違い、文化や気候・気温などの違いがあるので、現地のニーズを大切にし、その地域に合った品種開発を行っています。

——タキイ種苗の今後の展望や目標について教えてください。

新型コロナウイルスが流行してから、生産者が育てている作物の販売などの見通しがつかなくなりました。少しでも生産者の労力を削減できるよう、耐病性や省力化できる品種を提供できるよう開発を進めていきたいです。コロナ禍で先行きが見えないからこそ、私たちは生産者に少しでも役立つことを目標に取り組んでおります。

——私たち学生の取り組みについて、アドバイスなどいただけますと幸いです。

あくまで今回のイベントはきっかけの一つであり、それが地域に根付くことで本来の目的が達成できると考えます。ですので、今回のイベントを一回きりで終わらせるのではなく、ご協力いただいた地域の皆さまとともに、細々とでもよいので持続可能な取り組みとして今後も継続していただくことを希望します。

——「花結びプロジェクト」について、どのように感じられていますか。

学生の皆さんの梅小路花屋町通をもっといい街にしたいという熱意を感じました。
地域活性化だけでなく、SDGsにも取り組み、さらに花を使ってイベントを開催するというところが印象的でした。今後も引き続き頑張ってください。

タキイ種苗株式会社

Webサイト:https://www.takii.co.jp/
電話番号:075-365-0123
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今回はタキイ種苗の竹田さんに取材しました!質問に快くお答えしていただいただけでなく、花結びプロジェクトについてもたくさん貴重なご意見をいただきました。
また、私たちの「花結びプロジェクト」のために、ビオラの苗を3584苗ご提供していただいています。私たちは地域や企業・団体の皆さまの多大なるご支援のもとで活動ができています!皆さまと共にプロジェクトを成功させるために、今後も継続して商店街の方々や企業・団体の方々へ取材を行いご紹介しますので、ぜひご注目ください!
山田ゼミの活動はインスタでもご覧いただけます!
hanamusubi.project
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