【外国語学部】在学留学体験レポートが届きました 清水 裕美さん(交換留学)

2023.07.05

外国語学部 英語学科 3年次 清水 裕美 さん

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2022年9月5日から
2023年5月31日まで
アイルランド グリフィスカレッジ 交換留学

外国語学部 英語学科の清水 裕美です。私は、2022年9月から2023年6月まで、アイルランドの首都、ダブリンに位置するグリフィスカレッジに交換留学をしていました。

ダブリンは首都ですが、規模は小さく、自然豊かな国です。農業が盛んで羊や牛がたくさんおり、緑がとても濃く、美しい自然を堪能できます。

アイルランドは雨が多くて冬が長く、寒さは日本と変わりません。4月に入ってもダウンジャケットを着ていました。しかし5月頃になると、どんどん暖かくなり、日が落ちるのも10時過ぎと遅くなるため、テラス席や外でビールを飲む人で溢れかえっていました。

アイルランドと言えば、ギネスビールです。パブに入れば、ほとんどのアイルランド人がギネスビールを飲んでいました。しかし、私達留学生の間ではギネスビールは不評でした(笑)。多くのパブではライブミュージックのイベントが開かれていて、お客さん全員が立ち上がって歌う光景は、なかなか日本では見られないものなので、とても楽しかったです。

たくさんの観光客で溢れかえっていますが、雰囲気は最高です。アイルランドの人々は皆とても優しく愉快で、すぐに仲良くなれました。

グリフィスカレッジ
ダブリンで一番有名なパブ「テンプルバー」
滞在先は、最初の6ヵ月はホームステイをしましたが、2セメスター目が始まるタイミングでカレッジの寮に引っ越しました。ベッドルームを2人で、キッチンを4人でシェアするタイプでした。シェアメイトはフランス人とドイツ人の2人で、みんな同じ大学生のため、話も合い、キッチンに集まって料理をしたり、映画を観たりして、とても楽しく寮生活を過ごしました。私は料理をするのが好きだったので、寿司や餃子パーティーをして日本食を振舞い、また友達も自国の料理を振舞ってくれて、文化交流をすることができました。
パーティーの様子
友達が振舞ってくれたドイツ料理

私は、マーケティングビジネスの授業を主に履修していました。グリフィスカレッジでは、どれでも好きな授業を選ぶことができるので、フォトグラフィーとアイリッシュ・ヒストリーのクラスも履修しました。ビジネスの知識ゼロで授業に挑んだので、最初はついていくのに必死でした。課題も多く、今まで京都産業大学でやってきたものとは桁違いで大変でしたが、最後にはプレゼンテーションやレポートをしっかりと終えることができました。他国の学生と一緒に受ける授業はとても刺激的でした。

休日や授業がない時は、友達とよくピクニックをしに公園に出かけたり、フリーマーケットに行ったり、電車を利用して遠出をしたりもしました。また、学校側が頻繁にイベントを企画してくれたので、2泊3日の国内旅行にも行きました。

綺麗な夕日の様子
有名な観光スポット「モハーの崖」

アイルランドは島国ですが、LCCを使えば格安で旅行に行くことができます。クリスマスホリデー等を利用し、計9ヵ国の旅行に行くことができました。なかでも10年前のホストファミリーを尋ねにウェールズへ行ったことは一番の思い出です。また、日本帰国前に友達の実家があるフランスのマルセイユにも行きました。

このように、私が今回の留学で学んだことは、もちろん英語もそうですが、海外流の、友達を含む周りの人との接し方です。日本とは違う価値観、コミュニケーションの仕方で最初は戸惑いましたが、その違いの良さに気づき、たくさんの友達を作ることができました。そのうち数人はもうすぐ日本に来る予定です。留学先で日本の良さも伝えることができたのかなと嬉しく思っています。この繋がりを大切にしていきたいです。

留学を考えている学生へ

皆さんも留学に興味を持っていますか?
私は以前、京都で一人暮らしをして視野が広がったと感じていました。しかし、この留学で今までの考え方が大きく変わり、1年前の私はちっぽけだったと、今は感じています。3年次生や4年次生で就活を考えることもあると思いますが、私は4年次生の7、8セメスターで留学をしました。就活や周りと遅れるなどの心配があるかもしれませんが、少しでも行ってみたい気持ちがあるなら、絶対に行くべきです。
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