学科のプロジェクトとイベント

英語学科の教員の研究や学科のプロジェクトを紹介します。

英米語学科3ゼミ合同研究発表会を開催しました

2017年1月17日にサギタリウス館グローバルコモンズにて、英米語学科4年次生対象の「演習B」の3つのゼミ(川越 いつえゼミ、鈴木 孝明ゼミ、宮澤 直美ゼミ)が、合同で成果発表会を開催しました。発表内容は、「短期記憶の限界、法則性」、「日本人英語学習者によるScalar Implicatureの習得と習熟度の関係」、「ポーと夢野久作」などを含め9つあり、外国語学部内外から多くの参加者が集いました。

以下、4年次生からのコメントです。

川越ゼミ 櫻井 香里さん

英語を話せるようになることだけが英米語学科の目的ではなく、もっと面白い何かを掴めるのがこの学科です。それが今回の発表会で、とても良い形で具現化されて、素晴らしい機会となりました。 

宮澤ゼミ一同

様々な学問的視点で取り組んだ研究成果をみることで、主体的な学習ができるゼミ活動の良さを再認識しました。ゼミ活動の集大成として研究内容以外にも発信力など様々な力が身についたことを実感しました。

英語学科3年次生企画の合同ゼミ研究発表会を 開催しました

2016年12月20日、Lib.コモンズ(図書館ホール)にて難波ゼミ、宮澤ゼミ、小柴ゼミの3年次生が主催する合同ゼミ研究発表会を行いました。「他のゼミはどんな活動、研究をしているのか知りたい」と、ゼミ長たちが企画し、一年間の英語研究演習の成果を発表しました。
発表内容は、「日本人夫婦のバイリンガル教育実践報告」、「イマージョン教育」、「ポーの『アッシャー家の崩壊』分析」、「現代の若者の結婚観」など多岐にわたり、参加学生は熱心に聞いていました。 以下は、各ゼミ長のコメントです。

難波ゼミ 下川 太計留さん

学生主体ということで取りまとめをさせていただきましたが、日程、場所、内容などを決めたり、集まって話し合いを重ねたり、初めてのことをたくさん経験することが出来ました。また、普段交流することが少ないゼミ同士での研究発表はとても興味深く、刺激的で面白かったです。このような機会を持てて本当に良かったです。合同ゼミを開催するにあたり、各ゼミ長や先生方にご協力いただき、ありがとうございました。反省点はありますが、改善してまた開催することができればと思います。

小柴ゼミ 前田 悠全さん

今回は合同ゼミという初の試みでした。普段あまり他のゼミと交流する機会がなかったため、初めは全体的に探り合うような雰囲気でしたが、各ゼミの色が出ていて、今後も定期的に開催したいと思いました。

宮澤ゼミ 森 まりなさん

学生主体の初の試みで至らない点も多くあったことと思いますが、大きなトラブルなく終了することができました。他のゼミの活動内容に少しでも触れることができた、という意見が多くあり、開催して良かったと思います。普段関わりのないゼミ同士が交流するという貴重な体験をさせていただきました。この経験を今後にどう活かしていくか、じっくりと考えていきたいです。

英語学科の4年次生がすみれ幼稚園で言語発達の調査を行いました

2016年12月20日に、ゼミ活動(鈴木 孝明ゼミ)の一環として、英語学科4年次生の松岡 里奈さん、野田 茉緒子さん、伊藤 敦紀さんの3名が、京都産業大学附属すみれ幼稚園の協力で、言語発達と認知発達に関する調査を行いました。心の理論を調査するための誤信念課題において、質問文の形式がどのように影響するのかを実験調査したもので、この結果は2017年1月17日(火)に予定されている3ゼミ合同発表会(川越ゼミ、宮澤ゼミ、鈴木 孝明ゼミ)で発表されます。

京都産業大学・日本演劇学会共催「秋の演劇集会・シェイクスピア:ローカル/グローバル」が開催されました

シェイクスピア没後400年行事として、2016年12月3日(土)に大江能楽堂でミニ・シンポジウムが開催されました。12月4日(日)には、本学神山ホール3階のセミナー室に演劇研究者が集まり、英語圏文化の枠を超え、シェイクスピア劇が様々なジャンルの演劇に与えた影響について、12の研究発表、2つの講演、および2カ国語でのパネル・ディスカッションが行われました。
特に、故・蜷川 幸雄氏と親交のあった翻訳家の松岡 和子氏による特別講演や、イギリスや中国の演出家の実践例の報告を交えながら日本の高等教育におけるシェイクスピア劇の役割を論じた2カ国語パネルは評判を呼び、約80名の参加者による、白熱した議論が展開されました。
また、外国語学部の学生12名がスタッフとして運営に関わり、この記念すべき年の最後に、シェイクスピアによるさまざまな縁を京都でむすぶために大いに活躍しました。
大江能楽堂における前夜祭
松岡 和子氏による講演「シェイクスピア劇と翻訳」(神山ホール第一セミナー室にて)
運営スタッフとして活躍した外国語学部の学生たち

英語学科の1年次生26名にiPadが贈呈されました

イングリッシュ・セントラル(EnglishCentral.com)が提供する、動画コンテンツを用いたオンライン英語習得プログラムに、英語学科1年次生120名がチャレンジしました。オンライン・ビデオを視聴し、その内容について海外にいる先生と英語で会話するというレッスンを繰り返しました。

2016年9月24日(土)、晴れてチャレンジに成功した学生達に、イングリッシュ・セントラルCEO アラン・シュワルツ氏(写真最後列:紫のシャツの人物)から、iPadが贈呈されました。

KSU英語教育研究会

2014年9月13日(土)に、本学むすびわざ館で、KSU英語教育研究会と外国語学部英語学科の共催で、英語教育シンポジウム「あの子の目が輝く授業をするために…今求められる理論と実践」が開催されました。
招待講演として、まず、白畑知彦先生(静岡大学教授)からは、第2言語習得研究の成果を英語の授業に活かすことの重要性について、理論的な面からわかりやすく、お話しをしていただきました。続いて、太田洋先生(東京家政大学教授)は、参加者が生徒の立場に立ってみたり、その生徒をほめてみたり、という日々の授業にすぐに役立つ実践的なワークショップを行われました。研究会会員の実践報告として、京都産業大学卒業生の斉藤由紀子先生 (京都市立勧修中学校教諭)が、今多くの現場に導入されつつあるiPadを駆使しながら、ICTを利用して自律的学習者を育てる授業の実践を紹介されました。

3人のご講演の後、参加者(大学教員、中学・高校などの教員、学生)が小グループを作り、その日の講演内容についての、ディスカッションをし、質問を考え、その後パネルディスカッションで、その質問に講演者の方々がお答えいただきました。

シンポジウム全体として、理論と実践の話が、上手くリンクをして、英語教員、そして教員を目指す学生にとって、授業に役立つ、貴重な話を聞くことができる、またとない機会となりました。

開催日時 平成26年9月13日(土) 13:00~17:30
場所 京都産業大学むすびわざ館3-A教室
パネルディスカッションの模様
講演する東京家政大学 太田洋教授

マシュー・クラフリン准教授の多読教育:地域と連携して

マシュー・クラフリン准教授
京都市立岩倉図書館にて
マシュー・クラフリン准教授は、大学での多読研究を活かし地域にも貢献しています。京都市立図書館の多読コーナーの推進、ならびに英語の本の読み聞かせ活動などを行っています。京都市立図書館での取組は、2012年の京都新聞、そして2013年『ジャパン・タイムズ』にも掲載されました。
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